おんぼろバイクで旅をする その2
フレンドリーアイランド友ヶ島にて、朝5時に起きる。
すでに蒸し暑い。
怖いアーミーな人達が起き出さないうちにさっさと朝食を食べ、テントをたたみ出発する。
第二次世界大戦の遺跡を見るためにトレッキングルートを歩く。
それにしても暑い。
バックパックも重くて、汗がふきだす。
いきなり、レンガ造りの建造物があらわれる。
不気味なトンネル。
それをくぐると・・・・
いかめしいレンガの武器格納庫が。
戦争が終わってからの時間の流れを感じさせる。
朝6時ぐらいなのであたりは鳥の声だけしかしない。
上を見ると・・・
植物が覆いかぶさってくる。
ラピュタの世界だ。
まるで古代の遺跡みたいだ。
トンネルから何かがでてきそう。
植物との調和が見事だ。
島の先端まで行く。
小高い丘を登ると灯台があった。
鹿がこちらを見る。
「お前誰やねん」
孔雀が目の前を歩く。
「こっちに来んなや」
午前中に島脱出。
なんだか異様な雰囲気の島だった。
雨のなか、南に向かって再びバイクで走りだす。
顔出しヘルメットなので雨粒が顔に当たって痛い。
針で顔をずっとチクチクされているようだった。
雨なので田辺のホテルに泊まる。
時間もまだ早かったので田辺の街を散策した。
田辺の街はすばらしかった。
細い路地が入り組んでいて、思わず吸い込まれていく。
古い建物と新しい建物も調和している。
いきなりいい感じの神社があらわれたり、南方熊楠の旧邸があったりと飽きさせない。
大きい通りにはいい感じの店がちらほらある。
若者の文化も息づいていて活気があった。
街文化研究家としてはなかなかそそられる街だ。
お風呂で身も心もさっぱりしてベッドで眠りに落ちた。
つづく・・・・・







