国境なき音楽
ガイアシンフォニーの映像のなかで、
印象的なシーンがあった。
海からあがったジャック・マイヨールが海辺を海水パンツ姿で歩きながら、
ハーモニカを吹いていた。
草むらにイグアナを発見し、
そいつにむかって、「アルプスいちまんじゃく」をアップテンポで吹奏するシーンだ。
吹き終わるか終わらないかのうちに、
イグアナはいきなり逃げ出した。
椎名誠の本を読んでいたら、
スコットランドのフィオナという名の女性はアザラシのための演奏会をするという。
ボートで岩礁まで行きバイオリンを演奏しだすと、アザラシが海面から顔を出し始め、
演奏が終わるとさっさとどこかへ消えてしまうらしい。
音と音の間に宇宙があるって誰かが言ってたけど、
音楽には他生物とのコミュニケーションを可能にするなにかがある。