東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ『麒麟の翼』です。







マジで天才だよね、東野圭吾!!!!



麒麟の翼 (特別書き下ろし)
東野 圭吾
講談社 (2011-03-03)
売り上げランキング: 1237



内容(「BOOK」データベースより)
寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。



























このブログで東野圭吾を取り上げるのってすんごい久しぶりな気がします。



僕は東野圭吾が大好きなんですよ。特に加賀恭一郎とガリレオが良いですねぇ。


今作はネイフで胸を刺された会社員が、なぜか刺された場所から少し歩いて、日本橋の麒麟の像の下で死んでいた、という小さな疑問点にいつものように加賀恭一郎がこだわりまくって捜査をする、という話です。



まぁ、話の構造もいつもの通りと言えばいつもの通りなんですよね。


他の刑事に止められながらも小さな違和感にこだわって事件を調べまくるうちに、思いもかけない真実に気づく、っていう。分かってはいても感動せずにはいられないのが東野圭吾のすごいところだと思うんですが。


なんか内容の説明がしづらいのでどう書いていいのか分からないんですが、言えることだけ言うとすれば、今作は『赤い指』よりも『新参者』に近いですね。いろんな人から話を聞いていくなかで少しずつ真実が明らかになっていく、という点で。


そして最後に、ピリッと熱くなる加賀さんが素敵です。でもこれ以上は内容言えないです(笑)。




映画化されたことと、帯に「シリーズ最高傑作」と書いてあった点から察してください(*´д`*)






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