有栖川有栖の作家アリスシリーズの短編集『長い廊下がある家』です。



作家アリスシリーズの最新作!!


長い廊下がある家
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有栖川有栖
光文社
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内容(「BOOK」データベースより)
廃村に踏み迷った大学生の青年は、夜も更けて、ようやく明かりのついた家に辿り着く。そこもやはり廃屋だったが、三人の雑誌取材チームが訪れていた。この家には幽霊が出るというのだ―。思い違い、錯誤、言い逃れに悪巧み。それぞれに歪んだ手掛かりから、臨床犯罪学者・火村英生が導き出す真相とは!?悪意ある者の奸計に、火村英生の怜悧な頭脳が挑む。切れ味抜群の本格ミステリ傑作集。


















作家アリスシリーズの短編集ということですが、今作は僕は結構好きで、本格ものっぽい感じがしました。というのも表題作の『長い廊下がある家』ですが、これが本格ものの、ミステリクイズっぽい内容だったからですけど。



この問題部分が結構面白かったのでここでその部分だけを抽出して、どんなふうに面白い事件だったかを説明しようと思って今書いてみたんですが、一部ネタバレを含んでしまいそうだったのでやめました(笑)。まぁ面白かったんです。




ネタバレしないで済みそうなのは、4作目の『ロジカル・デスゲーム』ですね!


火村が犯人の口車に乗って連れて行かれた先で、犯人と1対1のデスゲームをやるハメになる話です。これが面白かったんじゃないですかね!犯人と直接対決するという意味では『暗い宿』の中の話と同じタイプですけど、今回もハラハラさせるいい展開でした!



こういうのがあるから作家アリスも読まずにはいられないんだよなぁと改めて思いました。僕としてはアタリハズレも多いと思うんですけど、今回は当たりです!『暗い宿』もお勧めです!!



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