島田荘司の『龍臥亭幻想』です。
興奮しました。さすがの御手洗シリーズ！！
内容（「BOOK」データベースより）
石岡和己、犬坊里美、そして加納通子―。雪に閉ざされた龍臥亭に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫女の謎!貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか?幻想の「龍臥亭事件」が、いま、その幕を開ける。
内容（「BOOK」データベースより）
「この頭部、足部を森孝の具足中に葬れ」―血溜まりに浮かぶ生首と切断された片足。発見された第三の死体が、龍臥亭を恐怖の底に叩き落とした。そして、旧日本軍の研究所で行われていた肉体縫合の悪魔的な実験!百年の時空を超えて甦った伝説の魔王は、何処に向かうのか?ファン待望!御手洗潔と吉敷竹史の推理が、いま初めてクロスする。
いやー、ついに読めましたよ、龍臥亭幻想！ボリュームがあったのでどうしても敬遠してしまっていたのですが、読んで良かったです。
今作は御手洗潔シリーズで、『龍臥亭事件』に続いて、石岡君が探偵役をやりました。石岡君のファンの僕としては嬉しい限りですね。
舞台はもちろん龍臥亭で、前の事件から８年経って、久しぶりに当時のみんなで龍臥亭に集まったときにまたも連続殺人事件が起きる、というものでした。今回は、犬坊の地をかつて収めた関森孝という華族が昔、～～～という事件を起こして（笑）、その森孝が現代に蘇ったとしか思えないような殺人事件が起きるので、それを石岡君が謎ときするんですね。まぁ前の睦雄のときの回想シーンも長かったですけど、今回の森孝も長かったです。いつものことですけど、島田荘司作品はここが一番面白いですね。
で、石岡君のみならず、犬坊里美や加納通子も出てきますし、のちのち、御手洗さんや吉敷さんも出てきて、両名探偵の推理が合わさったりして、なんだかファンにはたまらないサービス満点の作品でした！まぁ、真相はいつも通り・・・・・・・・・・・・・・・・・・って感じでしたけど（笑、いえいえ、悪くはなかったんですけど、実際にそんなことする人、いるのか？？って感じで・・・ハイ、いえ、やはり素晴らしかったですよ）。まぁでも前作よりはスマートに話がまとまってるので、読みやすくはありましたけどね～。御手洗シリーズでは真ん中ぐらいの出来だったと思います。
でも御手洗さんが解き明かしてくれた、地中に埋まった死体の謎はとても感動的でした。地面一体がアスファルトで埋まっている地面の地下に、女性の死体が埋まってるんです。どうやって埋めたか全然分からないんですが、それを御手洗さんはなんだかんだ文句言いながら解き明かしてくれました。さすが御手洗さん！ってか今回は『龍臥亭事件』と違って、石岡君が解いた感じはないんですね。そこが残念です。もっと石岡君に名誉をあげたい（笑）。
あぁ、ついにここまで読んだか。あと御手洗潔シリーズは５作かな！？
『最後のディナー』と『ハリウッド・サーティフィケート』はとりあえず読む気がないので（絶版らしいです、図書館にはあるんですけど、もういいかな、と、笑）、もうすぐ、最新作に追い付いてしまいそうです！
読んだ方・読みたいと思った方はクリックお願いします！！
興奮しました。さすがの御手洗シリーズ！！
内容（「BOOK」データベースより）
石岡和己、犬坊里美、そして加納通子―。雪に閉ざされた龍臥亭に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫女の謎!貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか?幻想の「龍臥亭事件」が、いま、その幕を開ける。
内容（「BOOK」データベースより）
「この頭部、足部を森孝の具足中に葬れ」―血溜まりに浮かぶ生首と切断された片足。発見された第三の死体が、龍臥亭を恐怖の底に叩き落とした。そして、旧日本軍の研究所で行われていた肉体縫合の悪魔的な実験!百年の時空を超えて甦った伝説の魔王は、何処に向かうのか?ファン待望!御手洗潔と吉敷竹史の推理が、いま初めてクロスする。
いやー、ついに読めましたよ、龍臥亭幻想！ボリュームがあったのでどうしても敬遠してしまっていたのですが、読んで良かったです。
今作は御手洗潔シリーズで、『龍臥亭事件』に続いて、石岡君が探偵役をやりました。石岡君のファンの僕としては嬉しい限りですね。
舞台はもちろん龍臥亭で、前の事件から８年経って、久しぶりに当時のみんなで龍臥亭に集まったときにまたも連続殺人事件が起きる、というものでした。今回は、犬坊の地をかつて収めた関森孝という華族が昔、～～～という事件を起こして（笑）、その森孝が現代に蘇ったとしか思えないような殺人事件が起きるので、それを石岡君が謎ときするんですね。まぁ前の睦雄のときの回想シーンも長かったですけど、今回の森孝も長かったです。いつものことですけど、島田荘司作品はここが一番面白いですね。
で、石岡君のみならず、犬坊里美や加納通子も出てきますし、のちのち、御手洗さんや吉敷さんも出てきて、両名探偵の推理が合わさったりして、なんだかファンにはたまらないサービス満点の作品でした！まぁ、真相はいつも通り・・・・・・・・・・・・・・・・・・って感じでしたけど（笑、いえいえ、悪くはなかったんですけど、実際にそんなことする人、いるのか？？って感じで・・・ハイ、いえ、やはり素晴らしかったですよ）。まぁでも前作よりはスマートに話がまとまってるので、読みやすくはありましたけどね～。御手洗シリーズでは真ん中ぐらいの出来だったと思います。
でも御手洗さんが解き明かしてくれた、地中に埋まった死体の謎はとても感動的でした。地面一体がアスファルトで埋まっている地面の地下に、女性の死体が埋まってるんです。どうやって埋めたか全然分からないんですが、それを御手洗さんはなんだかんだ文句言いながら解き明かしてくれました。さすが御手洗さん！ってか今回は『龍臥亭事件』と違って、石岡君が解いた感じはないんですね。そこが残念です。もっと石岡君に名誉をあげたい（笑）。
あぁ、ついにここまで読んだか。あと御手洗潔シリーズは５作かな！？
『最後のディナー』と『ハリウッド・サーティフィケート』はとりあえず読む気がないので（絶版らしいです、図書館にはあるんですけど、もういいかな、と、笑）、もうすぐ、最新作に追い付いてしまいそうです！
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