歌野晶午の『白い家の殺人』です。
特に言うことは無いっ！！
内容（「BOOK」データベースより）
冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう…。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第二弾。
まぁ、古き良き本格もののテイストを充分に取り入れた作品ですね。歌野晶午がまだ普通の探偵小説を書いていたころの作品ですよ。
『長い家の殺人』に続く、家シリーズの２作目『白い家の殺人』ですけど、まずそもそも白い必然性が良く分からなかったですね。
話としては雪の降る中で、豪華な屋敷に行ったら、死体がシャンデリアから逆さに吊るされているという奇怪な事件が起こり、それから連続殺人事件に発展するという話ですよ。
本当に古典ミステリって感じですね。
探偵役の信濃譲二は遅れて到着します。
でもなかなか推理の断片も話してくれないのでそのせいで事件が続いてしまってるのではないかと勘ぐってしまいたくもなりますね。トリックも建物ありきのトリックでしかも大がかりな物理トリックだったので物理トリックがあまり好きではない僕としてはあまり面白くありませんでした。でもゾロアスター教に狂ってる息子は少し面白かったし、宗教の話は嫌いではないのでそこは良かったですね。
ま、おそらく歌野晶午の作品の中でもっとも本格なのはこれなんでしょうね。
なのでパズルとしてのミステリを読みたい人にはいいかもしれません。自分で推理できる作品だと考えれば評価できる点もなくはな・・・、う～む。
読んだ方・読みたいと思った方はクリックお願いします！！
特に言うことは無いっ！！
内容（「BOOK」データベースより）
冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう…。一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?傑作長編推理第二弾。
まぁ、古き良き本格もののテイストを充分に取り入れた作品ですね。歌野晶午がまだ普通の探偵小説を書いていたころの作品ですよ。
『長い家の殺人』に続く、家シリーズの２作目『白い家の殺人』ですけど、まずそもそも白い必然性が良く分からなかったですね。
話としては雪の降る中で、豪華な屋敷に行ったら、死体がシャンデリアから逆さに吊るされているという奇怪な事件が起こり、それから連続殺人事件に発展するという話ですよ。
本当に古典ミステリって感じですね。
探偵役の信濃譲二は遅れて到着します。
でもなかなか推理の断片も話してくれないのでそのせいで事件が続いてしまってるのではないかと勘ぐってしまいたくもなりますね。トリックも建物ありきのトリックでしかも大がかりな物理トリックだったので物理トリックがあまり好きではない僕としてはあまり面白くありませんでした。でもゾロアスター教に狂ってる息子は少し面白かったし、宗教の話は嫌いではないのでそこは良かったですね。
ま、おそらく歌野晶午の作品の中でもっとも本格なのはこれなんでしょうね。
なのでパズルとしてのミステリを読みたい人にはいいかもしれません。自分で推理できる作品だと考えれば評価できる点もなくはな・・・、う～む。
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