小泉喜美子の『弁護側の証人』です。




これが1963年の作品なのか・・・


って思った!!



弁護側の証人 (集英社文庫)
小泉 喜美子
集英社
売り上げランキング: 22268



内容(「BOOK」データベースより)
ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。しかし幸福な新婚生活は長くは続かなかった。義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。真犯人は誰なのか?弁護側が召喚した証人をめぐって、生死を賭けた法廷での闘いが始まる。「弁護側の証人」とは果たして何者なのか?日本ミステリー史に燦然と輝く、伝説の名作がいま甦る。

























3月は日本の名作ミステリを読みまくろうと思ってたので、名作との誉れ高い『弁護人の証人』を図書館で借りてみました。

文庫本にしてページ数が250ページほどなので普通に読めれば2時間もかからなそうだなぁと思ってたんですが、予想外に3時間以上かかりました。

読みにくい!!

別に文字が小さいとか読めない漢字が多いとかそんなんじゃなくて、いちいち表現が古くて慣れなかったです。

文体も古臭い。

途中で何度も投げ出してやろうかと思いました。

所詮は昔の作品だな、と。



























でも、読んで良かった!!!




最後まで読んでビックリした!!!





いや、そういうミステリだと知ってれば全く驚かなかったと思うんですが、今回は前情報をあまり仕入れないで読んだので素直に驚かされました。

ってか、そこでひっかける!?

って感じでしたね。

まさか、そこだとは・・・。

















あらすじなんて書けないでしょ。

もう上に書いてあることが全てですよ。

(上のあらすじ・・・うまいなぁ、笑)






これはタイトルも・・・うまいなぁ。

うん、全てがうまい。

道尾秀介による解説も良かった。

うん、確かに名作のひとつでしょう。








でもまぁ・・・ワンアイディアを活かした作品なんで、これで騙されなかった人からすれば(察しがついてしまった人からすれば)駄作極まりないんじゃないでしょうか(笑)。



僕には死角でした。

予期せぬところからの砲撃でしたね~。

うーん、まさかなぁ・・・。



まぁぜひ読んでみてくださいな。


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