昨日の春の嵐、
登校する児童だけでなく、
おそらく学校側も大変だったことと思います。
以前、ある私立小学校の校長先生が、
「入学後しばらく天気予報から目が離せない、
なぜなら、初めての雨の日がとっても大変だから!」
と仰っていました
新一年生のお世話は、
先生がただけでなく上級生も総がかり
受験を乗り越えて🌸
立派に卒園した年長児も
小学校では、すっかりピヨピヨのひよこ🐣
大変な様子が想像できます
これまで
小学校受験の入試で、
「傘を開き、閉じる」
「傘をさし、くるりと回ってポーズをとり、
傘をしまう」 など
いくつかの学校で課題になったことがあります。
出題の意図としては、
生活習慣を問うだけでなく、
「入学前に練習しておいてほしい」という
学校側からの切実なメッセージかもしれません。
そこで、本日は
【傘の使いかた、大丈夫ですか?】
傘をさす
人のいない方に向けて、さす
できればワンタッチのジャンプ傘より
自力で開閉するタイプで練習
傘をさして歩く
濡れないようにさし、前を向いて歩く
できれば自分の荷物を持って練習
傘をたたむ
水滴を落とすために「少しだけ」振ってから
くるくる巻いて、止める
傘をもって歩く
もちろん、振り回したり、戦ったりしない
コンコン突いて音を出したりしない
傘を置き忘れない
おうちのかたが持つばかりでなく
自分のものは自分で持てるように
そして、
「傘を使うときに気をつけることは?」
と聞かれたときには
自分のことばで、人にわかるように
伝えることができるか
実体験があってこそ、答えがわかる
もし、答えがわかっても、
うまくことばで伝えられない
そのようなときは、
おうちのかたも、子どもがわかるように、
ことばで伝えられているか
「動作を言語化していくこと」が
できているか、見直してみてください
学校や保護者のかたが、
子どもに望む「生きる力」とは
まず日常生活で
自分のことは自分で、
あたりまえのことがあたりまえにできる
「身辺の自立」から始まっていくと
考えてよいのではないでしょうか