昨日、歯医者さんで何針も縫われました
切開して歯石をかき出す予定でしたが
歯石はなくて、ひびが入っていたそう・・・
我慢して働いていた時
歯を食いしばっていたんでしょう
1本はすでに抜いています
真っ二つに折れていたから
今回の1本は、歯のかけらをつけて
縫ってくださいました
今ね、舌が荒れて痛いです
毎食後、お薬を飲んで
ビタミンも摂っています
昨日の夜は
なかなか寝付けなくて
NHKの坂本龍一さんの追悼番組(?)
CODAを途中まで見ていました
彼も東北に行ったんだ
原発も反対したんだ
有名人がそうすると
何かと悪く言われがちなのに
それでも、
自分の思いを伝えていったんだ
私も、思いを語ってもいいかな
縁あって 東北 気仙沼市に
ボランティアで行ったことがありました
私たちに、栄養ドリンクや
何やと気遣ってくれたおじさん
「ありがとう」と言ってくれたおばさん
どこまでも瓦礫が続く風景と
その1つ1つを確認して
「済」と印をつけていた
自衛隊の人たちの努力の跡
「まるでオブジェのよう」
と、感嘆したおばさんに
「私には どれも墓標に見えます」
と、思ったあの時の悲しみ
これらは、どこかで書いたかもしれない
でも、もう1回聞いてね
何年も前の事だから
記憶が薄れている部分があるけど
帰りのバスの中で
眠れないほどの焦りがあった
このボランティアは続いていかない
そう思えたから・・・
気仙沼市に到着して、しばらく待つ。
行く場所が決まって、現場で2H動く
戻って、また待つ。
実働時間よりも待ち時間の方がはるかに長かった
終わると バスでかなり離れたホテルまで行く
大人数が一度に泊ろうとすると
それだけ離れるしかなくなってしまう
これが 地方の福祉協議会ができる限界だろう
でも、これでは続いて行かない
復興に何十年かかることだろう
どうすればいい?
メモとペンを持って薄暗い座席で
一人必死で考えていた
すべてを自分でやろうとするから無理があるんじゃない?
私は自分の力が足りないことを知っている
そんな時は、力を貸してもらうことを考える
その作業が得意な人に任せればどうだろう
自分ができるところだけを たくさんの人が繋いでいくの
福祉協議会の人は、人員集めてバスをチャーターする
バスは JRの駅まで人を運ぶ
JRさんは貸し切りの車両を用意する
車両の中には 添乗員さんがいて心構えを説いたり
その日のボランティアの人と仕事をマッチングさせる
駅に着くと、それぞれの現場に行く軽トラやタクシーが
待ち受けていて、それぞれ現場に運んでくれる
乗っている間に、仕事のレクチャーを受けて
到着次第、即 仕事に取り掛かれる
問題は、それぞれの間を受け持つ
添乗員さん的な人の活躍が必要なのだけれど
イベント関係の人とかで そういうノウハウを
持っている人が活躍してもらえないかな
今までに経験を積んできた
「ボランティアの神様」たちの知恵も借りながら
仕事が済んだ後は、道中のコンビニで調達した
晩ごはんを食べて、できるだけ近場で寝たい
夏場はちょっと無理があるかな?
近くのおばちゃんたちの手料理を所望しようか
ウチの近所だと、コミュニティーセンターとか
構造改善センターとかあるんだけれど
畳があって、寝袋とかがあれば眠れそうなところ
少人数で割り振るから、
ここにもマッチングする人が必要
ボランティアの人は、自分の食事と寝ることに責任を持つ
つまり、寝袋とか必要なものは自分で調達する
ご近所から善意のお布団支給なんてあったらうれしい
仕事の進捗状況や翌日の人員確保
パソコンに長けた人たちの連携も必要
まだまだ足りないところだらけだろうけれど
南海トラフ地震が80%で起きると予測されている 今、
日本がまた 3.11の時のように大けがをして
そこを修復しないといけないのなら、
やるべきことは、大動脈(高速道、JR)にどんどん
血(自衛隊、ボランティア)を送り込んでいくことだ
そして、
どうやったら一番少ない労力で
効率的にやっていけるか
やり続けていけるのか
日本が生き続けるには、それしかないと思う
でもこんな事
もうとっくに、誰か頭のいい人が考えて
段取りも進めてくれているよね?
なんたって80%に無策なわけないもんね?
ね?
というわけで、私は寝よう
割れた歯は抜くしかないけれど、
割れる前なら 対策をすれば何とかなるよ
皆さんも
歯はお大事にね