病気になったとき
わたしは思った
わたしは
病気を治すことに
専念しよう
わたしが死んでしまったら
家族は大変だろうけど
それは死んだあとに
残った人たちで
考えてもらえばいい
わたしは死んでしまって
口出しはできないんだから
そう思った
死んだあとに
きっと
そっと
どこかから様子を見て
おやおや大変そうだ
とか
みんながんばってる
とか
そんなことを思うのだろう
わたしには
わたしの人生しか
生きられない
ほかの人の人生を
生きることも
ほかの人の人生を
変えさせることも
できないのだと思う