スクワットというトレーニングを行うにあたり、考慮するべきポイントを考えていきます。
今回は特に「スネの骨」に着目したお話です。
うちのジムをご利用になられるお客様の中には、膝に痛みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
スポーツ中に怪我をされた、整形外科で変形性の関節症と診断された、半月板や靭帯を痛めてしまった、よく分からないけど膝がいたくなって治らない、、などなど。
お客様によって、膝が痛くなった経緯や、痛い場所、痛みの質は様々です。
ただ皆様に共通して言えることは、それらの膝の痛みをコントロールしていく過程で必ず動作の修正が必要になります。
膝が弱いから痛いんでしょ?昔に比べて膝が弱くなったから痛くなってきちゃった。筋肉がなくなって脚が細くなってきちゃったから痛みが出ちゃったみたい、、というお話はよく聞きます。
たしかにそれが痛みを出した一つの要因となることはあると思います。じゃあ膝はどのように強くしていくべきか、筋肉をつけて脚を太くしたら痛く無くなるのか、どの筋肉をつけるべきか、本当は良く考えてトレーニングしていく必要があります。
膝の痛みが出ているメカニズムは個人差が大きいのため、ここでの説明は避けようと思います。もしお悩みの方がいらっしゃればジムの方までご連絡ください。膝の痛みについてのご相談は無料でお受けいたします。(042-426-7818)
さて前置きが長くなりましたが、本題に入ります。先にあげた動作の修正の際によくトレーニングとして導入するのがスクワットというトレーニングです。
何故スクワットなのかというと、スクワットという動作は日常生活にある「椅子に座る」「椅子から立ち上がる」「しゃがむ」「段差を昇降する」といった動きに酷似する点が多いからです。
スポーツ動作にとっても「床面に力を加える」「床面からの力を受け取る」といった点で非常に重要になると僕は考えています。
そんなスクワットですが一口にスクワットと言っても様々な形と注意点があります。今回はその中でも足の「スネの骨」に着目して考えてみます。
スネの骨の形状は、ほぼ真っ直ぐな形をしています。(写真上から順に、肌の上から、筋肉の走行、骨・靭帯)
このことについては条件設定や目的により、異なる答えとなります。
ですので、このブログでお話するのは控えさせて頂きます。
スネの骨の形状は先に話した通りです。そのため、スクワット動作を正面からみた際に床面に対してスネの骨を垂直にした状態でスクワットを行えることが大まかな理想になります。
スネの骨が外に倒れていたり、内に倒れていたりすると、膝関節で捻る力が生まれます。膝は捻れに弱い関節なので、膝自体の関節が痛んでくる可能性があります。
またスネの骨の傾きにより、足首から下の関節がバランスをとって、土踏まずをなくしたり、反対に足の甲を高くしたりと変化します。その状態では床面からの力を上手く体に伝えることは難しくなります。もちろん、身体からの力を上手く床面に伝えることも難しくなります。
また太ももの筋肉に関しても外の筋肉が過剰に働く必要が高まり、股関節や膝関節周囲の環境を悪化させます。
すでになんらかの骨の構造の問題がある場合や、競技のとある技術の修得のためなどの特異な場合を除いて、正面から見た際のスクワット時はスネの骨を垂直に保つ意識で行うことをオススメします。



