抗がん剤最終投与から11日ほど経ちましたが、口角ひび割れ、口内乾燥やしびれは定着してしまいました。

 放射線かくすりの影響だと思いますが、もうしばらく付き合うことになりそうです。

 

 前回も少し触れましたが、がんは自分で罹ってみるとずいぶん命の見え方が変わりました。

 

 普通の生活でも病気を抱えると大きな不安になりますが、おおむね治癒に向かう道筋が見えたりします。でもがんだけは違います。

 

 治療を始めるがん進行度や年齢によって差はありますが、がん細胞のあばれる君は命の果てまであきらめないようです。

 

 がんの診断を受けた時から未来に流れる時間を意識するようになりました。

 健康に自信をもっていたころには全く思いも及ばなかった考えです。

 

 時の流れがとても貴重だと感じるようになりました。

 

 ただこの生命につながる感覚を配偶者や家族、仲間たちとどんな風に語り合ったらよいのかまだ悩んでいます。残された時間とか余命とかいう話になるのでしょうか。

 

 そこはやっぱり気が重くなります。

 

 

 

 今朝の散歩はいつもの公園まで足を伸ばしました。少し曇っていましたが涼しくて気持ちよい散策になりました。

 

 今夜は中秋の名月ですか。さて、ウチのベランダから満月は見えるかな。

 

 

 真ん丸なお月様、見えた~。写真はヘタクソだけど・・・