食道がんの抗がん剤治療を始めて3か月たちましたが、口内のしびれ感、知覚過敏と唾液腺障害はなかなか治まりません。口内炎が続いているためです。

 

 食事の時、食べ物を口に入れるとすこしずつ唾液が分泌されるようですが、治療の副作用で唾が出にくくなっているようです。ドライマウスです。

 

 おせんべいやパンを食べる時はパサパサして噛めなくなり、少量の水を含んで噛みます。汁気のない食べ物全般同様です。

 

 当然、食べものの味はがん治療を始める前の本来の味は戻りません。

 

 あと食べるものは「熱い」、「冷たい」はダメです。ほぼ常温か暖かい状態でないと歯全体に痛みが走るため、暑い日にガリガリ君をガブリ!ができません。

 

 喉そのものの鈍い痛みも抜けませんが、一時の口も開けない絶食状態を思い起こせば、味が欠けている点は寂しいですが、でも何でも食べられる幸せは何ものにも代えられません。

 

 今朝も日課となった散歩に行った公園でムクゲ(木槿)が少し咲いていました。

 

 

 

 その脇のビオトープではカモたちがのんびり集まっています。普段は近くの川で暮らしているようですが、天気がいいと5~6羽集団で人目を気にせず水辺を闊歩しています。

 

 

 

 ただ気になるのは、公園のすぐ隣に手打ち蕎麦のおいしい店があり、そこの名物が「鴨せいろ」なんです。て、ことはこいつらに葱くくりつけて連れて行っているのかしら?などとカモたちを眺めながらニヤニヤしたりします。

 

 さっき、病院から次回の入院手続きの確認電話が来ました。ぼちぼち準備しておかなくちゃ。