いじめが原因で不登校になると、
勉強ができなくなるだけでなく、
将来の夢や希望を見失い、
生きる糧も失ってしまいます。

そのような事態において一番大切なのは、
一日も早く、生きる糧を与えてあげることです。
そしてそれには、家族の協力が必要です。
これからお話しする内容は、
我が子が実際に体験したことを
例としていますが、この記事を読んで
自分のことと照らし合わせてみてください。
いじめが原因で不登校になった我が娘の
将来の夢は、幼稚園の先生でした。
いじめと不登校により、人間不信となった娘にとって、
人と関わること事態が憂鬱になっていました。
小さなこどもが好きだった娘でしたが、
幼稚園の先生になるためには、
いろいろな人との関わりが必要であり
大きな壁となりました。
幼稚園の先生にはなりたい!
でも人と関わるのはイヤ!!
こんな矛盾が彼女の心の中で
葛藤していたのでしょう。

悩んでいた娘に聞いてみました。
「今一番やりたいことは何?」
すると娘はこう言いました。
「一日中音楽を聞いていたい!」
「一日中歌を唄っていたい!」
「一日中ピアノを弾いていたい!」
娘は小さいころから歌が好きでした。
そしていつも家の中で唄っていました。
時にはうるさいと言われながらも…
冷静になって考えてみました。
今は「思春期という長いトンネル」に
入ってしまっているんだと。
今ここで無理やり現実をぶつけてしまったら、
この子の人生はどうなるんだろう。
本当に学校の勉強がすべてなんだろうか?
そして娘にこう言いました。
「将来の夢は捨てないで!」
「思春期というトンネルの向こうまで」
「とりあえず持っていこう!」
人との関わりは今はできなくても
きっといつかできるようになる。
そう信じて今を生きましょうと。
そして大好きな歌やピアノや音楽も、
これまではうるさく言っていましたが
できるだけ自由にさせてやりました。
思春期というこの時期は、
「何かに没頭させてあげる」
それが一番の薬なんだと感じました。
その甲斐があって、娘の顔色は、
もとの血色を取り戻しました。
とりあえずホッとしました。

将来の夢についてはしばらく触れることはしません。
思春期という長いようで短いトンネルを越えれば、
きっと自分から語ってくれる日がくると信じてます。
幼稚園の先生という将来に夢にとっても、
唄うことやピアノを弾くことは
必要なことになります。
だから無駄ではないのです。
今やりたいこと、今できること、
今夢中になれることを
させてあげてください。
ところで、あなたのお子様が
今夢中になれることは何ですか?
もし不登校や将来のことで悩んでいたら
とりあえず、今夢中になれることに
没頭させてあげてください。
そしていつか自分から将来について
語ってもらえることを信じて
待ってあげてください。
思春期という厄介なトンネルは
長いようで長くないんだと考え
冷静な行動をとることを
家族みんなで話し合ってください。
そうすることで、結果的に
これで良かったんだという未来が
待っている筈です。
もし今、こどもさんが将来の夢となるような
夢中になれるものがなかったとしても、
その場合はゲームでも読書でもいいので、
お子さんが現実逃避をしているものを
バカにせず、見守ってあげましょう。
さあ、今すぐ!
悩み多きお子様の
悩みを聞いてあげてください。
そして、生きる糧をたえてあげてください。
そして、家族みんなで協力してあげてください。
