皆さんこんにちは。
LEC難波校では、
本日より宅建業法の2ターン目に入ります。
参考書と過去問集、
間違えずにお持ちくださいね。
さて、
本日の記事は
【不動産会社の人は、
勉強せずに宅建試験で
何点とれるのか?】
という内容です。
これは、
不動産会社ですでに
宅建を取得している人も
含め、
何点ぐらいとれるかという
話です。
よく、
宅建の受験生から、
「不動産会社に勤務している人
は有利ですよね」
と言われることがあります。
ある意味、それは正解です。
宅建業従事者は
宅建試験で問われる論点の
書類など、現物をみながら
イメージすることが出来る
からです。
しかし、
合否をわけるほど
有利かといわれると、
それは間違いです。
宅建業従事=合格
という方程式は
成り立ちません。
私は、実務をしている講師
ということで、
よく業者会などで「宅建」の
話になることがあります。
不動産従事者で、
宅建取得者であっても、
「20点とれるかわからない」
というのが本音です。
これは、
【宅建の学習内容】=【実務内容】
という方程式が成立しないからです。
実務でしていることが、
丸々試験で出題されるなら、
不動産従事者は合格するでしょう。
しかし、宅建試験の内容は、
実務では使わない、あるいは
違うルールが適用されているため、
実務の内容を試験に応用
できないんです。
別次元の話ですが、
講師をしている手前、
業者の方から
「この場合はどうすればよいですか」
という質問も多く受けます。
しかし、
びっくりするような内容の質問を
されることもしばしば。
6月のこの時点でも、
用途地域が増えたという事実(改正)
を知らない業者もたくさんいます。
不動産取引に伴う各種知識が
乏しい人が、不動産業界に蔓延している
証拠です。
上記のような例は、
論外として、
まじめに宅建業をしている人も、
宅建試験をいきなり勉強無しで
受験しても
おそらく20点程度でしょう。
反対に、
宅建取得者が不動産のプロかというと、
答えは【NO】です。
宅建を取得しても、
実務はまた別。
宅建取得し、
実務を経験して、
何年もして
ようやく一人前に
なります。
しかし、
いくら日々学習しても、
やりすぎるという事は
ありません。
私もまだまだ未熟だと
思いますし、
まだまだ勉強しなければ
と思います。