皆さんこんにちは。

 

宅建学習全般についての

お話をさせて頂きます。

 

 

LEC難波校の私のクラスでは、

私が推奨する

「現物至上主義」をモットーに、

 

 

出来る限り、

学習に出てくる書類の

本物をお見せするように

しています。

 

 

これは、

私自身が宅建を受験した際に、

 

『本物の書類を見ながら学習すれば

もっと理解が早かったのに』

 

と思ったことから、

実践していることです。

 

 

宅建業従事者の方であれば、

学習にでてくる書類などに

関して、

イメージしやすいかもしれませんが、

 

 

 

一般の方であれば、

説明文を見ても、

「どんな書類の話?」

と疑問に思われると思うので、

 

 

 

今後も引き続き、

実物を持参していきたいと

思います。

 

 

 

 

さて、

今回のテーマである、

「より効率的に知識を習得する方法」

ですが、

 

 

上述の

【実物を見る】ということも

含まれるのですが、

 

 

 

 

■具体化して考える・当事者になって考える

 

 

 

 

この方法に尽きます。

 

 

民法の学習をする場合、

例えば詐欺の話で、

 

AさんがBさんの詐欺によって

Bさんに不動産を売却した。

Bさんは不動産を善意のCに

売却した。

AさんはCさんから不動産を

取かえせるか?

 

という論点の場合、

 

 

 

自分がCさんの立場になって

考えてください。

 

 

AさんがBさんの詐欺で不動産売却

したことをCである皆さんは

知らないわけです。

 

それなのに、

Aさんに

「あれは詐欺だったから

不動産返してもらうね」

と言われたときに、

 

皆さんは

「むかつく」か

「むかつかない」か

どちらですか?

 

 

この考え方は大切です。

 

そもそも民法は

バランスをみています。

 

 

公平か不公平か。

 

 

当事者の立場で考えて、

自分が「むかつく」という

感情になったとき、

 

知識が定着する瞬間です。

 

 

 

もう一度言いますが、

権利関係の学習では、

公平か不公平かを考えて

学習を進めることが

試験突破の近道です。

 

 

 

わからない問題がでてきた

ときも、

冷静に考えて

公平か不公平かという視点で

考えると、

得点できることがありますから。

 
 
宅建業法の学習では、
 
 
「これから自分が宅建業を行う」
 
ということを前提に
学習を進めてください。
 
 
今から宅建業をしようとした場合、
 
自分は免許の基準にひっかからないか?
 
営業保証金の1000万は容易できるか?
 
お客さんから仲介手数料いくらもらえるか?
 
専任媒介と一般媒介、どちらが自分にとって有利か?
 
 
などの視点で
考えてください。
 
 
 
1000万円の不動産を
売主・買主両方から媒介締結して
仲介したら、
777,600円も儲かる!ラッキー!
 
 
というように、
喜びという感情が生まれた瞬間、
知識習得のチャンスです。
 
 
 
法令上の制限では、
 
例えば都市計画を学習する際には、
 
自分の住んでいる街や、
知っている街の用途地域は何か?
 
税金の勉強をする場合には、
 
自分の家(持家の場合)、
納税通知書を見ながら
固定資産税額を計算したり、
登録免許税を計算したり、
 
 
自分の環境を大いに利用して、
学習してください。
 
 
 
感情が動くとき、
知識習得できます!