写真は、ホール内部の亀裂が深くなってもうすぐ外側まで達するくらいのときの修理。
この後も内部からの亀裂にどうするか試してみた。
半田小手を新調した。
太洋電機産業株式会社 製
ホットシーラー ヘラ型 HS-40
内部亀裂の補修の試みとしてホットシーラーの先端を刺すようにして溶かし込んでみた。
以前の半田小手は、とがって短いもの。
コツは、亀裂部分を挟むようにしてホールを持ち、内部に小手先が行っても影響の無いようにした。
内部の亀裂が深いものは、外側から指で押してもわかる。
ホットシーラーを深く押し込むことで周辺を溶かして融着していない部分を溶かしたつもりだが、完全じゃない。
小手先がへら状のところを利用して表面をなだらかにできる。
ついでにヒダも付けてみた。
ホールを細かくチップ状にしたものをハサミで半分くらいにしてホール入口付近に一つ一つ融着させた。
写真では少なくとも左右3つ。
つける際には小手先を接面の片側に当てて溶かしながらもう片面を同様に融着した後、ヒダが滑らかに見えるようにヒダの斜面部分を小手先でなだらかに溶かす。
どの融着でも小手先を当てて融かし切るまで待つのがいい。
ヘラ型の小手先で平面の仕上げ方が楽になった。
小手先を見てもわかるように平たい部分を利用する。
綿を使った融着は、確かに亀裂が入りにくい。綿がはいっていない入り口部分は、裂けるのが早く、融かして融着しただけでは、亀裂が入るのは時間の問題のようだ。
でも、1か月に一つの割合で新品を購入していたがそういうことはなくなるかもしれない。
現在では、3つのホールを壊れたら直し別のホールに変えてまた壊れたら直すの繰り返し。
手元のホールは、2つか3つあるほうがいいと思う。
付け足しの融着は、ヒダのような物なら簡単だが、やっぱり内部からの亀裂は、難しい。
以前、めくり返して裏側から融着を考えたが、それだと裏返した時には、表面が張るため融着しようとしたら張力で難しいだろうことだ。
やっぱり、そのままの状態で内部からの亀裂を補修する方法を考えるしかなさそうだ。
穴の内部に金属を入れてそれで内部まで融着しても穴には融けたものが流れないかも?その際には、亀裂を外部まで切ってしまって内部から融着するように考えているが、やってみないことには何もわからない。