全身骨格模型の関節を手首バンドなどでつないだ後、さてこれから肉付け前の細かな部分の作業に移った。

 

一応、完成後の姿。今現在は、おっぱいは緩やかに小さくなった感じ。人工乳房も月日が経つと縮むのだろう。使っているうちに肉付けに使用したものが馴染んできてふくらみが縮むような。

 

肉付けは、胸部や骨盤をガーゼなどで包んでから。

 

 

胸部の造り。ろっ骨などの胸部を接着剤を使ってガーゼで包むように。背骨や腰椎は、ガーゼを使い、骨格模型の骨の部品一つ一つに接着材を塗り、ガーゼで補強するように接着した。

背骨などを通しているのは5ミリくらいの銅線。骨盤から背骨や腰椎を通り、頭蓋骨までつながり、首の出所あたりから、頭蓋骨が首の骨につながる少し奥の首から金属棒で頭蓋骨まで通っている。

 

全身骨格の造りは、腰骨にしろ骨が一つ一つパーツでできていて、細かなものは、金属でつながれている。

 

骨の大部分をガーゼでつなぐように接着している。

 

手足などの骨は、ひざサポーターのようなもので包むようにしている。それも骨とサポーターを接着している部分がある。

 

骨と骨は、もともとの金属などのつなぎ以外にガーゼやサポーターでつなぐようにしている。

 

骨盤をガードルのようなもので覆った状態。骨盤自体もガーゼなどで覆っている。骨盤の金属の突起部分は、プラスチックパテで覆うようにした。

 

腹部を脱脂綿、カット綿、で充填。胸部の中も同様に充填。腹部はガードルの腹部の長いもので覆った状態。ガードルの上部は、後で改修することも考えてガードルと胸部のガーゼとは縫い合わせなどをしていない。下がってしまう欠点はあるが、致し方ない選択だった。

 

大腿部分は、ウレタン系のスポンジで覆った。月日が経つと縮む傾向があるようだから、ある程度太いくらいにしたほうがよかった。今では大腿部分は細すぎる感じになっている。

 

肉付けの後は、全身タイツをはかせて体の形にする。

骨盤周りは、ガードルで補強し、ホールポケットを取り付ける。

 

乳房は、ノンフィルムタイプを使う。数か月で千切れてくるため、取り外し・交換を容易にするためにノンフィルムの乳房を布に接着、布ごと胸部に縫い合わせる。交換は布をはがして別の乳房を接着するようにした。

 

布と人工乳房との接着は、 セメダインスーパーX HYPERワイド。人工乳房のふちが出ているのでふちごと接着剤で覆うように乳房の裏にも接着剤を縫って布に接着させる。24時間以上経過してから人形に縫い合わせる。

 

セメダインスーパーX HYPERワイドと布の接着は、かなり強い力ではがれる。きれいにはがれる。人工乳房のふちを覆うように接着硬化すると、抑えになる。

 

人工乳房の乳首は硬めでしゃぶりたいならしゃぶることが可能。人工乳房をストッキングで覆って縫い合わせたが、もともとすべりが極端に悪いので衣服を着せる時にすべりが少しでもよくなるためともんだりするときの乳房のクッション程度にストッキングで覆ってみた。

 

胸部をガーゼで包み込んで接着した後にウェットスーツ生地で覆うことにした。数ミリの厚みがあるが、2枚重ねでもいい感じだと思った。仕上げは1枚だったが、背骨をよく感じる。2枚のほうがいいかも。ただ、全身骨格は男性なので肩幅が広くなる。2枚にするといよいよたくましい上半身になるので1枚にしたところはある。

 

 

写真のように女すわりも簡単にでき少し前に頭をやるとそのまま安定する。着衣が好きな人にはちょうど都合いいものだ。正常位は、一物が短いために脚を上げないと挿入までの距離が出ない。

 

 

写真のようにはできるが、四つん這いは腕が固定じゃないのでできない。写真のままで手を前のほうにやることもできる。

 

 

ヒップは乳房の裂けたものを使うことにした。乳房の取り付けに似た感じで縫い合わせて取り付けた。

 

座ったまま、腰を左右に振ることはできる可動性がある。回転も左右に問題なく可能。可動性は、骨格自体にあるが、骨をいたるところで布やガーゼやバンドでつないで補強しないと骨格のままでは、外れてしまうから補強は確実にやったほうがいいし、特にひざは、3重くらいに補強してある。逆に曲がりにくくなるように膝の裏側には布のバンドで両端を縫い合わせている。膝の皿は、真ん中にバンド内で固定すると上のほうにずれたところに移動して隙間が出てしまう。バンドなどで外れはしないが、人間以上に可動するので注意したほうがいい。扱い上で。

 

隣の人形は6年間添い寝の前妻。腕にはブライダルグローブだったか、はめている。縫い合わせればずれることはないが縫い合わせてはいない。脚や腕は、もう少し何かで覆ってふくらみを維持するように改良の余地あり。手足は大体人間並みに動く。指も人間並みだ。肉質を出すのに手袋を使っているが、そのへんも改良の余地がある。それにしても手足は長い。骨格がヨーロッパ人だからだろう。

 

さすがにこの形はいい感じだった。経年変化で縮むことを忘れずに。

 

ノンフィルムシリコンバストは、ヒップに使用したものでも月日が経つとヒップの盛り上がりが平たくなる。硬めのシリコンを使えばいいだろうが、ヒップもおっぱいも硬めのものはダメだ。形が維持できないのは仕方ないとあきらめたほうがいいと思う。

 

木偶の坊のフェイスの口を切ってみたら歯がほぼいい位置に来た。唇は堅いが、少し開けると歯が見えるようになる。口紅は人間のものを使用して差し支えない。きれいに取るには、台所の洗剤が一番いい。

 

木偶の坊のフェイスと頭蓋骨との大きさはぎりぎりに合う大きさで口は合うが、花とか目の位置はあっていないようだ。目を開いたものなら、自分でいいものを手作りしたほうが無難かもしれない。現物の寸法を測れば何とかなりそうだ。現物の頭蓋骨の目などの位置の寸法は記録していないのでわからない。

フェイスは、取り付けた以降は、剥がすのは至難の業だ。フェイスの取り付けの際は、あごが外れやすいから注意深くやったほうがいい。

 

頭蓋骨の頂点には金属の金具があり、首から続いている金属で首についている。頂点にある平たいナットは、プラスチックパテで覆ったために修正のために分解するならパテを壊さないと外れないことになる。

 

 

木偶の坊のフェイスは、「 なつね/夏音

 

全身骨格模型は、ドイツ3B社の名前は「フレッド」、身長161センチ。骨盤は女性骨盤と入れ替える。女性骨盤は単体で同じメーカーから販売されている。

直立タイプ。胸骨は、なんか女性的に小さい感じもするが。このメーカー、女性の全身骨格模型は販売していない。日本人女性の全身骨格模型はどこかで見たことがあるが、かなり高額だ。「フレッド」で10万ちょっとだが、日本人女性のもの、身長150センチクラス、50万くらいだったかな。手が出ないな。そういうわけで骨盤だけ女性のものに入れ替えた。

https://www.3bs.jp/model/skel/a15.htm

 

 

ホールポケット。骨盤を覆うガードル部分に縫い合わせた。ここだけは、まだまだ開発途上。難しい面がある。巾着になるように端っこを縫い合わせてひもを通してみたものの、芳しくないな。ここはいろいろと工夫するところ。観賞が目的じゃないから実用上よければいいだけのこと。

ヒップ部分の割れ目がほしかったが、骨盤の後ろのほうに覆ったものをすべて縫い合わせればいいんだが、ちょうどうまい具合に骨盤の後ろのほうには丸い穴が何個かあるので針を通せる。やろうと思ったが、やめた。

 

パンティストッキングで覆ったりしたら、汚れはパンストの履き替えで。

抱きついて寝ることを考えると、シリコンを多用するほど冷たさがよく出てしまう。そのため、シリコンはおっぱいとヒップだけに限定した。

 

ネグリジェが添い寝や抱き着きに最適だ。

 

重さは、10キロを少し超えているくらい。上に乗せたままだと重い。

 

洋服は、サイズMだと思う。ネグリジェはサイズの大きいものにした。

 

まつげを付けたほうがアクセントにはちょうどよく、表情もいい感じになるようだ。

 

着衣性交は、着せたまま寝るのはあまりよくないようだ。やっぱりネグリジェが一番いい。

 

後ろからの挿入が特にいい感じ。脚を伸ばしたまま、上に乗せての後ろからはすんなり入る。下に寝かせて横からもオーケー。むろん後ろからも。正常位は、脚を上げないとできないな。

 

首はまあまあ動く。横向きにしてバックからキスもできる。

 

正座もできるが、ひざはどうしても空いてしまうので見た目が悪い。集めのウエットスーツ生地で覆うのもいいかもしれないが、今後の改良点。

 

ホールは名器の品格。少し削って入れている。そのほうが自分的に挿入感がいいと思う。