https://ameblo.jp/root-from-one/entry-12563536854.html


コピーにちょっと変更したもの。





全身骨格をドールワイフに改造するのは、何かと問題が多かった。関節は、骨格模型のものを流用したところすぐに壊れた。金具が外れてしまったり、切断してしまったり。その反省から手首サポーターを関節のつなぎに利用することにした。それで可動性と柔軟性が得られると思った。

出来上がりは、今のところ大問題の関節の破損はまだない。ひざの裏だけど、伸縮バンドのようなもので逆に曲がらないようにしている。でもバンドの強さから言って力を入れれば逆に曲がってしまうから扱いはそれなりに。

やろうとしている人がいるなら一言いうと、抱きつき枕のような感じで抱きつくなら、これは重さも硬さもあるから木偶の坊のスレンダータイプに骨盤だけ入れて加工したほうがずっといいと思う。重さも10キロくらいはある。腰付近に腕を忍ばせて抱きつくと長時間で腕が痛くなることがある。模型でも硬さは骨並みにあるらしい。

加工材料
1 市販の男性の全身骨格模型。身長161センチ。
2 市販の手首サポーターで強靭なもの。種類は太さ長さで3種類くらい。
3 シリコン系接着剤。セメダイン製。乾くのに24時間以上のもの。
4 女性の骨盤模型

まだまだあるが、最初の加工は、関節をとにもかくにも強靭に仕上げること。長期間の使用に耐えられるような材料を選んだつもり。関節さえ耐久性が出れば、あとは肉付けの問題だし、後で時間をかければ改修も可能。

事前の作業
全身骨格模型の骨盤を取り外し、女性骨盤を取り付けておく。女性骨盤は、全身骨格用の脊椎を貫通している太めの銅線が貫通するようにドリルで穴をあけておく。場所は、取り外した骨盤を見ればわかる。

基本的な加工方法は、手首サポーターなどを利用して関節をつなげる作業。
全身骨格模型で使っている次の関節の金具は取り外す。
ひざ、股間、肩。

手首サポーターで関節をつなぐ。特にひざは皿の骨も大体関節の真ん中になるようにひざの骨と接触しないようにサポーターを使って分ける。

関節の中で手首足首、ひじなどは、サポーターを使えるからそれでつなぐ。接着が困難なところは、プラスチックパテを使う。

プラスチックパテは、股関節などでも利用した。さらに骨格模型の取り外せない金属部分の突起を覆うためにも使った。

プラスチックパテにはとても重宝した材料だった。

 

 

指は、充填タイプのエフコテープを用いた。No2のほう。薄いフィルムをはがして使う。

 

 

参考画像

指の黒いものがFcoテープ。フィルムタイプの手袋をはめたのは手袋などをかぶせやすくするため。テープには粘着性がある。

 

膝の皿は取り外す時に左右を書いておいたほうがいい。仕上がりは人間のようにはならなかった。ひざ関節にへこみが出てしまった。どうやればいいかわからない。糸で皿が動かぬようにしてある。

足の加工にもFcoテープで指などを覆った。プラ手袋も同様に使用。手首関節は金具でくにゃくにゃする。外れやすい金具の部分がある。外れやすい金具部分はあちこちにあるのでよく確認したほうがいい。ボンドで固着させて問題ないところはボンドなどで固着させたり、プラスチックパテでも。全身を覆った後は改修が面倒なので。