肉付け作業。

 

ビーズ予定を変更し、ウレタン・カット綿を使うことにした。マットを購入してその中身を使うことにした。

 

 

 

出来栄えは芳しくはないが、ラインとかの形については干渉することはしないためにほぼ無視。

 

肉付けの後は、全身タイツをはかせて形にする。骨盤周りは、ガードルで補強し、ホールポケットを取り付ける。

 

 

 

乳房は、ノンフィルムタイプを使う。数か月で千切れてくるため、取り外し・交換を容易にするためにノンフィルムの乳房を布に接着、布ごと胸部に縫い合わせる。

 

胸部の下地は、ガーゼで全身骨格の骨を包むように接着した。さらにウェットスーツ生地をかぶせた。接着はしないが、ガードルや腕のサポーターに縫い合わせてあまり動かないようにした。

 

 

胸部の中身は、カット綿をふんだんに入れて充填した。なお、胸骨と背骨の間には金具があったが、部分的に切除、プラスチックパテで胸骨が重みでつぶれないように固定した。

 

背骨は、ガーゼで接着。背骨の骨1本ずつに接着材を縫ってガーゼを張り付けた。もしもの場合に備えてのこと。

 

関節はサポーターを接着して外れないようにした。少し硬いが、曲げることは可能。全身をつなぐように裁縫用ゴムバンドの5センチくらいの幅のもので縫い合わせて固定した。それで曲げるときの抵抗になる。腕の手首まで、足の足首までゴムバンドでつないである。

 

骨盤内はホールが入るように空洞にしているが、ホールポケットを入れれば大体大きな隙間はなくなる。そのくらいになるように骨盤内はガーゼなどを包帯で巻いて固定した。

 

頭蓋骨は、そのまま利用。男の頭がい骨だからしょうがないが、フェイスはデクノボウ製の眠り側のフェイスで頭蓋骨にかぶせた。ややきつめだが、あごが外れることもあるが、ぴったりとはまるものの、口の歯が合う以外は、鼻や目の位置外れている。しかし、覆うので頭蓋骨の鼻などの位置は見えない。

 

頭蓋骨の写真もダメとは驚き・・・削除されたので枠だけ残ったものを削除した。

 

 

ヒップは乳房の裂けたものを使うことにした。乳房の取り付けに似た感じで縫い合わせて取り付けた。

 

 

フェイスの口を切ってみたが、歯がほぼいい位置に来た。唇は堅いが、少し開けると歯が見えるようになる。

 

 

3B社の全身骨格模型の頭がい骨と木偶の坊のフェイス「 なつね/夏音 」は、歯の部分が合うが、鼻や目の部分は合わないように見える。また、マスクの顎のとんがりは頭蓋骨の顎の骨に合わないのでとんがりの中心を頭蓋骨の顎の骨の中心に合わせるようにかぶせるのに少し苦労する。

 

体のラインを見て鑑賞する目的は全くないので仕上げは鑑賞目的のドーラーには抵抗があるだろうと思う。

 

抱いてよし、添い寝良し、行為良し、「出っ張るところは出っ張ってんのよ」くらいに見えれば十分。乳房とヒップがそれ。ただし、シリコンのため冷たさを緩和するには覆うものを厚めにしないとならなかった。

 

問題点はホールポケットの巾着部分。その部分は難しい点がある。ホールが骨盤などの身体からやや出っ張るのを周りにウレタンスポンジで肉付けしたりして、最終的にタイツをはかせて整えたが、ホール自体も出る部分を薄く削り取るようにしなければならなかった。

 

ホールが骨盤内に入っているのではなく、骨盤から出っ張るため、ホールの加工と出っ張ることによる肉付けが必要になった。

 

ホールを入れたら、ホール下の肛門相当部分が空くように「アンコ」を入れないと挿入の穴が下に下がりすぎることになる。

 

女性骨盤を男の全身骨格模型に組み替えたのも、女性骨盤のほうがホールが入れやすいため。女性骨盤を組み替えると、大体ヨーロッパ女性並みの前傾骨盤に仕上がるようになっている。ちょうどうまい具合に合うようになっている。ただし、太い銅棒で背骨からつないでいるので太い銅棒は切断しないようにしなければならない。銅棒でも上半身の回転も可能だし、少しながら横に傾けることもできる。当然頭蓋骨は左右が可能だし、ある程度前後も可能。動きは大体いい感じでできるが、生身の人間ほどではない。背骨の可動性がある全身骨格模型を使用した。名前は「フレッド」。身長161センチだから判別がつく。つりさげタイプではない物を選択した。