今日はGEO宅配レンタルで借りた、

DVD「リンカーン」を見ました❗


監督はスティーブン・スピルバーグ監督です❗


映画は奴隷制廃止を盛り込んだ、「合衆国憲法修正第13条」を議会で可決させる為、奮闘する、 

アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの姿を、敬意を込めて描いています❗


既に南北戦争は北軍優勢で進んでいました。 


北部でも多くの人々は奴隷制には反対し、嫌悪感を持っていました。

しかしブラックピープルと一緒に暮らしていくことには不安を持っていました。


リンカーンは可決に必要な3分の2以上の賛成票を確保するため奴隷制廃止反対の北部民主党票の切り崩しを謀ります。


選挙で議席を失う民主党議員に対し、失職後の公職ポストを条件に賛成票に転じる説得を指示します。


しかし中々目標には届きません。


タデウス・スティーブンスも可決のための妥協の要請に対して、苦渋の想いでこれまでの節を曲げ、「人種の平等」でなく「法の前での平等」を目指したものであると議会で明言。


ロビイストを通じたリンカーンの策を受け入れ、民主党議員の賛成票に取り込むことに成功します。


 民主党議員のジョージ・イェーマンは「平等になれば公民権をはじめとした白人と同じ権利を与えなければ人道的ではなく、そうなった社会が恐ろしい」と思っています。


リンカーンは 、黒人家政婦エリザベス・ケックリーから「自由が何をもたらすか判らない。でも自由になることが先で自由になるために闘ってきた」と聞きます。


リンカーンは 、奴隷解放後の平和は戦争より危機的かもしれないが、その都度立ち向かって乗り越えていこう考えます。


リンカーンの工作は成功し、修正案は規定票数を2票上回るという僅差で可決。


リンカーンは、南部連合は「国」ではないので停戦・和平のための条件交渉はする気はなく降伏しか受け入れない。

南部連合は合衆国構成州として回復再建していくことはできるが、合衆国憲法下の州として奴隷制は継続できないことを述べます。


南部使節団は「偽善的」「戦争で多大な犠牲者を出した」と責めます。


リンカーンは「民主的プロセスを踏んだ」「民主主義は無秩序ではない」「流された血と犠牲に報いねばならない」と対応。


交渉は不調に終わり戦いは続きますが、数日後、南北戦争は終結します。


戦争終結後、気晴らしに観劇に向かったリンカーンは、劇場で撃たれます。

そして翌朝亡くなりました。


陸軍長官は「彼は歴史の人となった」と告げます。


理想の為に突き進んだリンカーン❗

その過程には権謀術数も有ったのですねェ❗


人間らしいリンカーンに胸焦がれました❗


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