小澤征爾氏の訃報に(1) | ルースター・キッドの旅

小澤征爾氏の訃報に(1)

小澤さんの演奏を何回観たかな?自分でも思い出しきれない。ただその殆どが日本国内ではない。

ウイーン、ベルリンが最も多かった気がする。おそらく演奏会ではフィルハーモニック・ホールでのベルリン・フィルが最後だったと思う。

 

当時売り出し中の若手ピアニスト、ランランの曲芸のような弾き方が気になって、小澤さんもやりにくそうだった。

あれは何年だったかな?

 

ベルリン・フィルのメンバー達も、何度か顔を見合わせるような仕草をしており、名手達もやりにくそうだった。

 

ウイーンでは国立歌劇場の正面、ブリストルホテルの前で偶然後ろ姿をお見かけしたのが最後だと思う。

 

この大指揮者には色々な思い、出会いがあって文章がまとまらない。自分の心の中に大きな空洞ができた事は確かだと認識した。

 

偉大なるマエストロ、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。心の底から感謝を申し上げます。