日経平均68円安、9700円挟みもみ合い=6日前場
6日前場の日経平均株価は前日比68円33銭安の9699円28銭と4日続落。ユーロ・円の下落などを受けて序盤に日経平均は9700円を割り込み、一時100円超安を付けた。そのあと、先物へのまとまった買いを支えに下げ幅を縮小したが、週末で買いの勢いは弱く、9700円を挟んでもみ合い商状となった。東証1部の出来高は8億95万株。売買代金は4725億円。騰落銘柄数は値上がり426銘柄、値下がり1072銘柄、変わらず157銘柄。
市場からは「米国市場はアップルの上昇や、フェイスブックの上場決定が報じられてネット関連株の強さが支えになったため、きょうの日本株が特に弱いということではない。欧州の問題にしても、資金拡充などで体制は整ってきており、現段階で警戒するレベルではないと考える。きょうは米3月雇用統計の発表を控えていることもあり、大きな動きは想定されないが、弱気にみれば、手じまい売りなどで3月7-8日の『マド』を埋めながら9500円を意識する展開にもなり得る」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、新日鉄<5401.T>
など鉄鋼株がさえない。住友重<6302.T>
など機械株も下落した。日産自<7201.T>
など自動車株や、浜ゴム<5101.T>
などタイヤ株も売りが優勢となった。TDK<6762.T>
などハイテク株や、日電硝子<5214.T>
などガラス株も軟調。丸紅<8002.T>
など商社株も下押した。中越パ<3877.T>
、日本紙<3893.T>
などパルプ・紙株も安い。東京海上<8766.T>
など保険株も弱含みで推移した。三菱UFJ<8306.T>
など銀行株の戻りも鈍い。クラレ<3405.T>
など化学セクターも売られた。
半面、関西電<9503.T>
など電力株は軒並み買われた。川崎汽<9107.T>
など海運株も引き締まった。JR東日本<9020.T>
、日通<9062.T>
など陸運株も上げ基調。個別では、しまむら<8227.T>
や、過活動ぼうこう治療剤を承認推奨されたアステラス薬<4503.T>
が堅調。大和証券が投資判断を引き上げた興銀リース<8425.T>
も高い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、25業種が下落した。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社