悲しみが風につれていかれますようにとベランダで泣いた

声を殺して泣いた涙は大きな粒となって下へ下へ

辛さがこのもどかしさが消えてしまいますようにと夜空を見上げて溜息ついた

この気持ちがこの暗闇に溶けてなくなりますようにと


夜空の星は優しく光った

電球の明かりみたいに強くないのに夜空の中では明るく光ってた



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寂しくなんかないと呟いた

わかってた沢山の思いが弱音となって溢れ出した。


知らない振りしようとしたけど知ってたから無理だった

完全に知らないように見せることが出来ても心までは嘘をつけなかった



溢れる涙は相変わらず下へ

我慢しようとしたら声がこぼれていつの間にか手で顔を覆っていた

かみ締めた唇も緩んで声を出して泣いていた



いっぱいいっぱい自分に嘘をつこうとしていた

だけどやっぱり出来なかった。