保育園で手が出る子どもへの、保育士としての対応とは?

 

子どももママも未来に希望が持てる家庭療育

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは^^


 

今日は、保育士さんから寄せられた

こちらのお悩みにお答えします。

 

 

**ここから**

 

年長のお子さんを担当しています。

 

そのお子さんは、自分の気持ちをうまく伝えることができず、

お友達を叩いたり、髪を引っ張ってしまったり、つねってしまうことがあります。

 

浜田先生のブログやメルマガを読ませていただいていて、

否定的な指示は効果がないということは分かっているのですが、

このような時の「肯定的な指示」はどう出したら良いでしょうか?

 

**ここまで**

 

 

現役の勉強熱心な保育士さん^^

ご質問ありがとうございます。

 

「園」という集団生活では、

お子さんはもちろん、先生も多いので

刺激が多くなってしまいます。

 

 

そうすると、

言葉でうまく自分の気持ちを伝えることが難しいお子さんや

感覚過敏のあるお子さんは、

つい手がでてしまうことが多くなってしまいますよね。

 

 

さらに相手や周りのお子さんが泣いたり

ざわざわしたして、収集がつかなくなる・・・

なんてこともあるかもしれません。

 

 

今日は、

「集団生活で手が出るお子さんにためしてほしいこと」

についてお話しします。

 

この記事を最後まで読んでいただくと、

「肯定的な指示」

のヒントを見つけていただけるかもしれません^^

 

 

 

 

集団で困った行動がでた時、

肯定的な指示を出すことって

頭では理解していてもなかなか難しいですよね。

 

 

相手のお子さんや周りにいるお子さんにも

先生はお手本として対応しなければならず、

プレッシャーを感じてしまうかもしれません。

 

 

叩いたり、髪を引っ張ったり、つねったり・・・

このような行動が出やすいお子さんには、

「肯定的な指示で困った行動を止める」と考えるのではなく、

まずは、「やるべき行動を肯定的に指示」しましょう。

 

 

理由は、年齢的にも衝動性が出る時期ですし

今までの対応により、適切ではない行動が

強化されている可能性があるからです。

 

 

例えば、

お友達を叩いた時には、無反応をしながら

「太鼓を叩こう」「ボールを投げよう」

と、場面を切り替えていきます。

 

これを繰り返しながら、

  • どんな時?

  • どんな相手に?

  • 感覚過敏はないか?

  • ヘルプサインは出せるか?

お子さんの手がでる原因とタイミングを探っていきましょう。

 

 

 

また、叩かれた相手のお子さんには、

「痛かったね」「びっくりしたね」

などと、できれば同僚の方と連携して

共感ができるといいですね。

 

とはいえ・・・

 

自分は肯定的な声かけで

お子さんに寄り添いたいと思っていても、

実は、同僚や先輩保育士さんとの関係の方がネック・・・

という方もいらっしゃると思います。

 

次回はそんなお話しもしていきますね^^


 

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保護者の方とのコミュニケーションに自信が持てない・・・

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このような方は、ぜひお待ちしています^^


 

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**掲載していただきました!!**

 

朝日新聞デジタル(2021年10月1日)

朝日新聞(名古屋版 夕刊2021年12月15日)::

グレーゾーン?発達障害?その時親親は…?2千人と関わった指導員の視点

 

 

 

 

毎日新聞(2021年8月31日):

新学期の「登校しぶり」 ヘルプサイン出しづらい子への向き合い方

 

 

 

 

 

  

(ひよこクラブ:2018年3月号)

 

 

 

 

(執筆・監修)

ユーキャン 子ども発達障がい支援アドバイザー講座

 

 

 

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