発達障害・グレーゾーン
子どもの困った行動をおうちで解決!
おうち療育アドバイザー浜田悦子です。
こんにちは!
発達凸凹アカデミーのインストラクターさんが、
こんなお悩みを打ち明けてくれました。
「5歳の息子。
本をビリビリに破いてしまったり、物を壊してしまうことがあります。
物を大切にできる子になってほしいと思っていますが
どう対応したらいいでしょうか?」
子どもを想って買った絵本やおもちゃを
破いたり壊してしまう姿を見ると、
(物を大切にできない子なのかな?)
と悲しくなってしまいますよね。
このようなお悩みはとても多く、
例えば、せっかく絵カードを作ってもすぐに破いてしまう…
というお子さんもいらっしゃるかもしれません。
さらに、
お友達も大切にできないんじゃないか?
と、お友達関係にも不安を感じてしまうママも
いらっしゃるかもしれませんね。
今日のテーマは、
「すぐ破く・壊す子どもの原因と対処法」
についてお話ししますね。
この記事を最後まで読んでいただくと、
物を大切にできないと思っていた子どもの
意外な理由が分かるかもしれません^^
絵本をビリビリに破いたり
おもちゃを壊すことが繰り返されると
すごく悲しいですし、このままこの行動が
エスカレートするんじゃないか?って、
不安になってしまいますよね。
痛みを分かってほしくて
「本がかわいそうだよ」と諭したり、
「そんなことしちゃダメでしょ!」
と、怒って行動を止めさせようとすることも
あるかもしれません。
でも、何度言っても繰り返す子ども…
こんな時は、
「子どもに合った、指や手をたくさん動かす遊び」を
探してみてください^^
本を破いてしまったり
おもちゃを壊してしまうお子さんに共通することとして、
「指や手の運動を求めている」
と、考えることができます。
「指を動かして遊びたい!」
「手を動かすことに集中したい!」
子どもはこんな風に思っているのかもしれません。
だから、
目の前にある、指や手を動かせそうなものを見ると
つい反応してしまうんですね。
質問して下さったママが、
「小さい頃、絵本を破くから新聞を渡したけど、どうしても絵本を破きたかったみたいで」
と教えてくださったのですが、
ここがとっても大切なポイントなんです^^
お子さんによっては、
新聞だと柔らかくて物足りなかったり
カラフルな色の方が好きだったり・・・
その子その子の「好きな感覚」があるはずなんです。
「こだわり」と書くとちょっと大げさですが
その「こだわり」にピッタリ合った遊びを探して行けると、
- 子どもの集中力
- 手先の巧緻性(器用さ)
- 余暇の対策
を育てていくことができますよ^^
もちろん、物を大切にしたい気持ちも
同時に育てていきたいですよね。
ただ、5歳だとちょっと難しいかもしれません。
その理由は、
- 「大切」という概念があるか?
- 力の入れ具合をコントロールできるか?
- 子どもが「大切」にしているものがあるか?
これらが備わっていないと、
どんなに言葉で教えてもなかなか理解に到達しないからです。
ちょっと長くなってしまうので、
「この時期からはじめられる、物を大切にする子どもに育てる方法」は
12月5日(土)21時のメルマガでお話ししますね!
無料ですでの、良かったら、ご登録ください^^
**掲載していただきました!!**
(ひよこクラブ:2018年3月号)