火曜ドラマカルテット
よかったよねぇ。
主題歌を口ずさみ４人の奇才の俳優さん達の
表現バトルが凄い。
私は一応女優だった時があって。
まぁ、仕事してた時間より
ずっと演技の勉強をしていた時間の方が長いです。
発声練習は小学生の時からしていた。
演劇部だったからさ。
演技の研究所に入って
【感情を表現する】だけではなく
【全体の中で違う動きをする】
ように、よく怒られたっけなぁ。
自分しか見えない不器用なタイプだから、
本当によく怒られた。
今はやってますよ。
あえて他の人と違うポジションを
取ってみたりね、
写真に写るポーズとか、
計算したりね。
まぁ、売れない女優時代は辛かったですよ。
台詞は覚えられないし、
枕は出来ないし、
正統派美人でもないから
いい役なんか貰える訳はない。
でも
今は私のステージでは
そのとき身につけた表現力が
凄く役に立っています。
本当に、苦しかったけど、
よく続けてたな。
売れない女優なんかしてると、
とにかく身体を要求されるんですよ。
役をね、貰うためには
当たり前なの。
もう当時は身震いするくらいイヤでね。
出来ないから
結局いい役なんかつかない。
才能がないからとも言えるけれど、
寝たら役をあげる、
って言葉は何十回も聞いたし、
無理矢理やられそうになる事もあった。
芸能界なんて
そんなところだった。
今は自分のために動けるから
しあわせです。