
江戸時代は鎖国だから外国の事情が全く解らないかと言うと、隠された物程見たいのが人の常・心理と言う物で、大きい窓依りは小さい窓、板塀の節穴(ふしあな)、更に鍵穴(かぎあな)ともなればもはやミステリーの世界の魅力(みりょく)と成るので有る。
と言う事で江戸っ子は鍵穴か節穴から世界に繋(つな)がって居て、未だ舶来(はくらい・船できた輸入品)言う言葉は無いがその代わりに南蛮渡り(なんばんわたり)と言うかなり魅力いや魅惑的(みわくてき)な言葉が存在して居て外国製品は長崎の出島を通じて江戸ではかなりな高額で取引されたらしい。
その一つが、ガラス製品で。
ガラスとは英語圏のグラスから来た音転換だから江戸っ子は未だ知らない、むしろオランダ渡りの言葉からビートロか、ギャマンと言う言葉が知られて居たらしい。
ビードロはガラスで、ギャマンはオランダ言葉のダイヤでダイヤを使ったカットグラスを現わしたらしい。
勿論カットグラスの方が上等だから庶民には高値(高根)の花で大名・豪商に帰すので有るが、ビードロなれば庶民でも手が届くと言う物で、その一つの例が錦絵(にしきえ)に有る歌麿の「ビードロを吹く女」で名が有る。
所で此の女性は何をして居るので有ろうか?。
庶民でも手入るビードロとは?。
小さいなガラスの玩具で円形のフラスコ形の底辺が誠に薄いガラス膜で、底辺の反対に細いガラスの管が有り、その管からわずかに息を吐く
と底辺のガラス膜がわずかにたわみ、その際恐ろしい事にピコンと微かな音を発する、
珍奇(ちんき)な代物と言えるので、江戸時代大きくバズッタ…。
又、小規模の設備でも生産可能なので江戸ばかりか長崎や大阪でも生産されたらしいので、かなり庶民に普及したらしい。
明治時代でも庶民は好んだ様子で、九州の筥崎宮の縁起物として現代でも人気が有るようだ。
別名に・ポッピン・ポコペンなんてのも有るようだ。
と言う事で江戸っ子も現代っ子も南蛮渡りやら、舶来品にはDNAのせいか弱いので有る。
外国から来る物すべからく、善し~かな~?。
大丈夫?。
2024年9月3日