夕食後、ご飯を食べて漫画を読んで(また! 忙しいときは漫画が心のオアシス)
うとうとしていたら、
去年、お部屋を撮影してもらった編集部からお電話。
「今度は新居?・・・困ったわ」
と思っていたら、去年の記事をネットに転載させてもらいたいとのこと。
「ああ、いいですよ~」と話していたら、
そのうちの1つは某検索サイトのトップの広告欄・・・
(あのランダムに写真が表示されるヤツですね)
さすがに、今回は本名伏せにさせてもらいました。。。
雑誌では
最寄り駅からの距離、家賃、間取り、本名、年齢、そして顔!(うつむき写真ですが)まで
掲載されちゃったんだもの。
若向けの雑誌だったんで、
知り合いが見ることは少ないかなと思ったけど、
ネットはいろんな人が見られるし、
いつまで掲載されているかわからないから
ちょっと心配ですよね。
2つのサイトに掲載されるようなので、
掲載誌教えるといって放置していたお友達さんにはお教えできるかも。
なんだかいろんな人に見せるのは気が引けて。
恥ずかしくて、あつかましい気がしておりましたん。
だって、すごく家賃も安かったし、あの部屋。
今の半分ですわい。
でも、広くて日当たりもよくて、収納も多くて
駅からもまあまあだったので、
なかなかコレを超える物件が見つからず、
5年ぐらい住んでしまいました。
古くて味があったから、
それをうまく活かしたくて、インテリアをけっこう工夫していました。
「あそこをうまく利用するにはどうしたらいいかな」
「この部屋に合う色は何色だろう」
「この幅にピッタリくる家具をさがそう!」
考え出したら、3日ぐらいぐるぐるぐるぐる考えて、メジャーとメモ持って
あちこちに出かけては、コツコツ作り上げた部屋でした。
と、同時にコンプレックスでもあったのです。
古くて、安くて。
早く引っ越せばいいのにね。
不動産会社は10軒近くアプローチしていたんですが、
結局、この部屋に戻ってきていたのです。
今の部屋は、前に比べたらすごくキレイで、毎日掃除してピカピカにしています。
インテリアも前の部屋みたいに、呻吟することはなくて
たいていの家具はしっくりカッコよく収まり、えらく気に入っています。
だから、インテリア的には前の部屋に劣らないと思っているけど、
またインテリア雑誌の取材という話だったら、微妙かもしれません。
「フツーですけど、いいですか」
ってまず聞くと思う。
前の部屋は、語るところがいっぱいあったw
「このテーブルは普段はココに隠しておくんです」
「仕事するときだけ、このブラインドを上げます」←押入れディスクの時代もあったわ
「この家具は引っ越したときに別の用途にも使えるよう・・・」
取材されたときも、こだわりと工夫を語った、語った。
今の部屋は、天井が5mぐらいの吹き抜けになっているところぐらいかなあ。
あと、大型クローゼットが二つあって、一つは仕事道具入れになっていること。
カウンターキッチンとか・・・浴室乾燥機も便利ぃ・・・。
って全部、部屋の造りじゃん!!
こう考えると、
物事、何がプラスに転じるかなんて
わからないよね。
恵まれない部屋だっただけに、ちびっとだけ突き出た部屋にできたワケだし。
前の部屋には、いろんなことを教えてもらった気がする。
何が?と言われると、即答できないがw
どちらの部屋も、私にとっては、大切な空間。
毎日、閉じこもっていると、世間と隔絶した惑星のように思えてくるんだよね。
この部屋に居るかぎり、どこか守られて
無理な仕事も、つらい仕事も頑張れる気がするんだ。
いい原稿を書くインスピレーションも、ピンチを乗り切るアイディアも出てくる。
食べたり、寝たり、仕事したり、マンガを読んだり、ネットしたり、
いろんなことをしながら過ごせる
そんな繭のような場所。
とはいっても、
たぶんまた引っ越す可能性があるので
また新たな惑星探しです。
古物件と新物件で悩むなあ。