週末、出来上がった本の打ち上げに行ってきました。

といっても本の打ち上げなんて小規模なもので、編集長と著者と私。


去年の7月から始まった仕事で、ようやく出版にこぎつけました。


この著者、私はじつは内心苦手で、取材対象のアポイント取り付けの難しさもあって

何度も仕事中に「もういやだーーーーーーー!!うわーん!」と1人、ベッドに倒れこんでみたりしたものでした。

(ただ、サボってるだけなんですが・笑)いやいや。いつかは終わるものです。


赤坂プリンス近くの高級中華料理店。なんでも孫文にゆかりのあるお店らしく・・・。

お店の人は著者の顔を見た途端、よい席に案内してくれました。なるほどなるほど。


おじさんの話って面白い。

知識や洞察がそれなりに出来上がっているので退屈しません。


お店を出たときは、夜10時で編集長は「明日早いので」と次の店を辞退。

私も著者と取り残されるのは精神的にきついので「じゃあ私も失礼します」と言ったところ

「あ、明日香さんも帰っちゃうんですか」というお言葉。


断りベタな私は「じゃあ・・・・」と六本木のバーに出かけました。(大人の引き際がいまだによくわかりません)

結局、2時ぐらいまでお相伴。なんやねん。



ところで。

深夜の六本木ヒルズ周辺、ものすごいタクシーの数です。

走っている車の8割はタクシーなんじゃないか・・・・・・。しかもほぼ客付きで、全然拾えません。


あの、日頃、六本木あたりの盛り場で遊んでいる人には驚くことじゃないかもしれませんが、

中央線の住人の明日香にはすごく驚きでした。このタクシーの数。


結局、西麻布の交差点で、客を降ろしているところのタクシーをようやくゲット。

そこから渋谷までずぅーーーーとタクシー渋滞。

渋谷から下北はマシになりましたが、それでも前後はほぼタクシーでした。

タクシーの運転手さんも「今日は多いですね」と言ってはいましたが。



なんだか日本経済の不穏、いや興隆を感じました。

希望格差社会・・・じゃないですが、一部では腐るほど金が儲かっていると思います。

アデージョ(艶女)、アディオス(艶男)たちですよ!(ホントかよ)



一瞬、私も中央線沿線を抜け出だして、ジミータからアデージョになるべく

港区・渋谷区あたりでウカれた生活をしてみようかと思いましたが、

都会は苦手なので、まあ負けて帰るだけかもしれませんね。


沁みついた中央線体質はこわいわ。