体は疲れてるのに 眠れない


とりあえず羊の数を数えてみる

羊の姿も想像した方がいいと聞いたので

頭の中の右側の牧場から
真ん中の柵を乗り越えて
左に羊が脱走していくという
シチュエーションでやってみる


1匹…2匹……15匹…あたりまでくると

今何匹目かを覚えることに必死になって

気がついたらしっかりと両目を開け

指を折って数えてることに気がつく

ねぇ何やってんの?



眠るために数を数えているのであって

羊が何匹脱走しようが知ったこっちゃないのだ




眠る方法をネットで検索する

階段を降り続けているイメージをしていると
意識もどんどん落ちていくというので
これなら出来そうだと早速とりかかる




…ちょっと待って



階段を降りていく様子というのは

第三者からの視点で
階段を降りていくあたしの姿をイメージするのか

それとも

階段を降りていく自分の視点でのイメージなのか



どっち!


再検索するも
詳細については触れておらず

役立たずめ!とイラっとする




眠るための方法は手当たり次第試した


枕元に玉ねぎを置けと言うので
やってみるも効果なし


後日

枕元に置くのは玉ねぎ丸ごとではなく
みじん切りの玉ねぎだったと知る


『丸ごと玉ねぎ置いて寝るって

 なんの儀式!』と笑われる


だからもう玉ねぎはやらない





満腹になったら寝れるかもと思い
夜な夜な餅を焼いてきな粉で食べようとするも

暗闇のキッチンで見事に
きな粉をぶちまけてしまい仕事を増やしてしまう



すっかり目が冴えてしまった

もう3時



きな粉は朝片付けよう


あたしは しっかり者

あたしは しっかり者

バカじゃない
バカじゃない…