電車にて。
前に立つ親子。
子どもの手にはアイスの棒。
すぐに最悪の事態の想像がわく。
「お願いだからそうならないでね。」
心の中で願っていた。
何事もなく電車は次の駅、駅へと進んでいく。
と、今度はリュックを親に渡し…
というか押し付け始め、
親が拒否すると
「ねーーー!!!」
と強い声で怒っている。
そして、、、
親に蹴り一発。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
![ムキー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/009.png)
この時点で、心の中でこうなった。
親は怒らない。
というか、
「じゃあここに置くね。
警察くるから」
…
その頃、アイスは残りわずか。
無事に食べきれるかと思った次の瞬間…
ピュッ💦
![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
…
やはり想像したことは現実になる…
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
「…あ、、とびましたか??」
「はい。」
「すみません💦💦」
ティッシュを受け取り拭く。
「ほら、謝って。ついちゃったんだって」
親が子に告げる。
「いえいえ、大丈夫ですよ
」
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/590.png)
とは言えなかった。
起きたことにびっくりしているのかおとなしくなる子ども。
何度も言い聞かせる親。
そして私も
引けなかった。
頭と胸が震え、熱を感じ始めていた。
しばらく待ち
やっとの言葉が聞こえた。
安堵した。
自分が降りる手前で去る親子。
改めて言葉を受け取る。
こんなこともあるか。と
強く一息吐いた。
想像は現実になる。
だったら
幸せな想像をしよう。
そう誓ったのであった。