記憶が宿る物 | room12オフィシャルブログ Powered by Ameba

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東京都立川市出身平均年齢23歳エモーショナルロックバンド

あ、こんばんは、


れいです、


これ、良さそう(吟味)
photo:02








あ、そういや、
先日、ぼく服を売りました、





というのも、
引越しに伴い、
なるべく私物を減らそうという魂胆でして、
『うわー、これ着るかなぁ、、?』
というやつも含め、約30枚強、
ポリ袋ぱんぱん二つ分程、



近所の、
某リサイクルショップへ、



査定は30分ほどかかるということだったので、昼食を摂りながら、
考え事をしていた、






『あの服も、もう10年は所有してたなぁ、』





『あの服は、あの時に着てたなぁ、』






『あの服で、彼処にいったなぁ、、』







などなど、
たくさんの思い出が、ぼくの頭を過ぎり、しばらくの間、マイワールドへ、、





そうこうしているうちに、
電話が鳴った、
査定の終了を伝える電話だった、





『何年も共にした、洋服達よ、別れの時だ、』と独り言を溢しながら、リサイクルショップへ向かう、








到着すると、
速やかに買取レジに誘導された、、







お兄さん:え~、査定の方させていただきました。古着、その他小物類、合計35点。金額の方、800円つけさせていただきました。(笑顔)



ぼく:????、、、、、、、、、、、、、、、、、、、んー、、




お兄さん:いかがいたしましょうか、、?(笑顔)






ぼく(心の声):あーれれー、?おっかしーぞー、⁇ 確かに30枚は出したよね、、、状態が良いものもたくさんあるし、、結構な値段したものもあるよー、、? 冗談だよねー、?お兄さん良い人そうだし、適当に査定したわけじゃないよね、、?



ぼく:あの~、、確認ですが、、全部合わせて800円ですか、?




お兄さん:はいっ!(笑顔)




ぼく(心の声):
およよ~、、、、、、、、、、、、
なーるーほーどー、、、、、、、、
聴こえる、、確かに聴こえるぞ、お前達(服)の啜り泣きする声が、、、、‼ ぼくだって、悲しいんだ、、お前達(服)と別れるなんて、、
でも、仕方ないんだ、、お前達(服)を養うほどの余裕(収納場所)はぼくにはない、、、ごめんよ、、



お兄さん:あの、、、いかが、、




ぼく:はいっ、!売ります、!お願いします、‼(あーーーーーーーーーーー‼)



お兄さん:はい、それでは、800円になります(笑顔) チャリン♪




ぼく:ん、ありがとうございました、、、







世知辛い、
実に、世知辛い、、
長い年月をかけて、愛情を注いだ服達が800円、、
許しておくれ、、
服なんて売った事の無い無知で、哀れなぼくを、、どうか、、




fin...





昨日は、飯沼 亮太 room12として最後のリハでした、



正直、実感はなかったけれど、ああ、彼がこうして当たり前のように其処にいる姿は、もうしばらく見れないのかな、、と演奏中にしばしば思っていた、



彼もみんなも、
いたっていつも通りに、リハを終えたけれど、なんだかやっぱり寂しいよね、、



ぼくにとってのroom12は、まだ二年だけど、彼にとってのroom12は五年だもの、、
同じ物差しでは、測りきれないほどの想いや、情熱があっただろうし、
なにしろ彼は音楽を愛し、room12を愛している、、
そんな彼も、長年背負ってきたroom12の看板から少しだけ、距離を置くことにした、

そんな重大な知らせを聞いたみんなは、驚きを隠せないだろうし、ぼくにとってもそうだった、
しかしながら、彼の姿勢や、言葉から、ぼくは、其れ相応の覚悟を感じたと、

悩みに悩んで、決めた事だし、
それを尊重すべきだと、思った、


それに、ほら、
会えなくなるわけでもないし、


最後くらい、
気持ち良く、送り出してあげたい、、



3/23 立川BABEL
彼の巣立ちを祝福する為、
我々は其処に立つ、
photo:01











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