「今回の騒動につきまして」掲載 小説『聖人』について | 小説書き 霜月ミツカ ブログ「1103号室。より」

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小説書き霜月ミツカのブログです。

こんばんはー、

文学フリマ37東京 初出『今回の騒動につきまして』に掲載していただいた

『聖人』について書こうと思います。

 

『今回の騒動につきまして』は文学フリマ37が初出ですが、

通販やKindle、名古屋のイベント 拾う三拍子 でもご購入いただけます。

 

販売情報はこちらの記事に書きましたのでご覧くださいー。

 

文学フリマ37東京 初出『今回の騒動につきまして』についてのお知らせ

 

 

 

 聖人について

 

まず、星 伊香さん、お誘いいただきありがとうございました。

(紹介していただいた伽十心さんもありがとうございます)

ネット炎上というテーマだと伺ったときに「わたしにできるかしら」ということで

お返事するまでに一週間ほど悩んでしまったのですが

前にもブログにちょろっと書いた通り

江古田文学105号に掲載していただいた『プリズムの向こう側』がちょっと啓蒙的すぎたので、

もっとライトなネット炎上小説が書けたらと思い、

書かせてくださいとお返事をしました。

 

『聖人』あらすじ

 

「聖人という名を与えられたことで、

人に対して献身的に生きることを自分に課していたキヨト。

彼には付き合って3年となる恋人の馨子がいるが

最近彼女の様子が明らかにおかしい。

ある日友人の悠仁からあるものを見せられ……、

自分は聖人でいたかったのに……。」

 

という話です。

ライトな小説を書こうと思ったのに、そんなにライトじゃないです……。

 

作品に少し関係のある余談なんですが

いまでこそだいぶネット上で大人しくなったわたしですが、

とくに大学生のときとか酷かったと思います。

その数年後、文学とは全然関係ないところで、わたしの悪口を書くためのアカウントをつくられたこともあり

「こうなったのって今までの自分の行いが悪かったせいだな」と思うことがありました。

(その犯人に関してはわたしだけが悪いわけじゃないこともわかっているんですけどね)

わたしが傷つけたひとに会えないのでもう謝ることもできないんですけど、

わたしは自分がしたことを背負って生きています。

あのときから出会ったひとには自分の出来る限りのことをしたいなと思っています。

これからもたぶん間違えることってあると思うんですけど

できるだけ間違いはなく、かといって自分の本心とは違うことはしないようにしよう……ということを考えている霜月ミツカが書いた小説です。

 

『今回の騒動につきまして』楽しんでいただければと思います。

 

霜月ミツカ

 

 

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