現在、ホームページのリニューアルのために
今まで片付けの依頼をしてくださったお客様と
お話をする機会を作っています。
その中で多くの声が上がったのが
私の
「意表を突く片付け方」
についてでした。
その片付けの方法について
ご紹介します。
やれることをやればいい
今までの育ってきた環境から
私を含め40代50代の方々は
言われたことを
素直に受け入れるところがあり
「これがいい」と言われると
それがいいんだ
と感じてしまう事も多いのではないかと思うのです。
だから
片付けのルールと言われる言葉にも
それに従おう！としてしまう事で
失敗を重ねてしまい
片付けは自分にはできない
と思い込んでしまう事があるのではないでしょうか。
そのために
私が声を大にして言いたい事は
「ルール」は独自のものを持てばいい
と言う事です。
例えば
片付けるときは
収納にあるモノすべて出しましょう
と言われても
小さな収納からモノを取り出してみると
かなりの量になることだってありますし
その大量のモノを前に
残すモノを選び取る作業は
かなり体力的にも大変な事になるはずです。
そして
時間的にも難しいということだって
あるはずです。
そんな難しいと思われることをやる
という目標で動こうとしても
動く気持ちになるまでには
かなりのエネルギーや決意も必要でしょうし
時間の確保だって難しいかもしれませんよね。
そうしている間に
片付けしたいのに出来ない
と言う時間が流れていくのでは
意味がないと思うのです。
だから
私がお勧めするのは
今日やろうと
決めた収納場所にある
不要と決めたモノを
取り除いていく事です。
ただ、それだけでいいのです。
モノが少なくなっただけでも
収納場所は
すっきりしていくはずです。
全部出すという一般論に惑わされずに
自分で出来る方法をやるために
動くという事です。
１日かかる片付けをする！
という
重く大きな目標ではなく
キッチンで、煮ものをしている最中に
キッチンの引き出しの不要なモノを見つけ出す
なんてやり方だっていいと思います。
難しく考えずに
やれる方法でやればいい
そう思います。
諦める癖こそ捨てる
おとな世代の方々は
人生の中で味わう大半の事を
経験し
それを切り抜ける術も持っていると思います。
そのために
「そんなもんだ」「仕方ない」
と諦めてしまう事も多いように思います。
でも、その事が
自分の暮らしをより快適にする機会を
奪っているのかなと思うのです。
私自身
キッチンに付属している
ステンレスのスポンジや
洗剤入れを見てきたことで
「キッチンにスポンジや洗剤入れがあるのが当たり前」
と思って生きてきたために
それがないと
取り付けなければならない
と言った思いを疑いもなく持っていました。
ですが、キッチンにそれがあると
きちんと掃除をしていても
黒いカビが生えてきたり
ぬめりが気になるようになったりしますし
毎日、それをきれいにするために
取り外して掃除をしたり
ハイターにつけ置きしたりと
面倒だなと思う作業を
嫌々やっている自分に
気付くようになりました。
そう、これは仕方ない事だ
と諦めていたのです。
それに気付いた時に
もしかしたら
無い方が楽なのではないか？
と考えるようになり
今では嫌な掃除をする手間も無くなり
ラクになりました。
こんな風に
自分のアンテナをたてて
自分を快適な環境に変えていく視点は
とても大事だと思います。
これからの暮らしを快適にするために
やってほしい事は
自分を疑う事です。
いつもの行動に
これって、実は面倒に感じていない？
もっと、簡単に使える方法ないかな？
と言った感じです。
その「？」が
自分の気付かない不満やストレスに
気付くことにつながっていきますから
ぜひ、自分を疑ってみてくださいね。
この片付け方は
40代50代の方々と接する中での
気付きから生まれたモノなのです。
おとな世代が苦しいと思う片付けを終えて
もっと楽になれる方法と言う事で
提案してきた片付け方ですが
多くの方が、その方法によって
気持ちがラクになり
自分なりの片付け方が分かったと
明るい表情になっていく方が
増えていけばいいな
と思います。
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