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整理収納アドバイザーの須藤昌子です。
片付けに悩む方々の助けになりたくて始めたこの仕事なので、
難しいと感じることにスポットを当てて、
数回にわたって紹介してきたいと思います。
第一回目は「棚収納」
我が家の食品庫は、棚収納。
棚の収納は、高さへの配慮が必要です。
どんな収納にしたらいいか
どんなふうに収納するといいか
をご紹介します。
【目線より高い棚】
①ボックスにまとめて収納
同じ種類や使うタイミングが同じものがあれば、
まとめてボックスへの収納をすることで、取り出しが楽になります。
ただし、軽くすることもポイントです。
もし、重くなってしまうようなら、１つのボックスではなく、
数個に分けて収納することで、重くならず、面倒に感じず、
取り出しやすくなります。
②取っ手付きボックスを使用する
背が届きにくい場所は、取っ手がついていることで、
引き出しやすさが変わってきます。
ただし、取っ手部分の張り出し具合で、棚からはみ出てしまったり、
扉にぶつかったり、また、収納量もその分減ってしまうので、注意が必要です。
【目線の高さの棚】
①そのまま置く
目線の高さは、取り出しやすい場所です。
だから、そのまま置いて、何かをわかるようにしておくだけで、スムーズな動作が出来ます。
②ボックスにまとめる
こまごまとしたものは、ボックスにまとめる必要があります。
まとめるとさっと取り出すことが出来、
同じものが手に入った際も、
ぽんとボックスに投げ込むこともできて便利です。
【目線より低い棚】
①ボックスに入れて、上の棚との高さをあける
上の棚との高さがあれば、棚にあるものを見渡すことが出来ます。
ボックスにまとめた物も、ボックスを引き出さなくても欲しいものを見つけることが出来、
簡単に、取り出すことが出来ます。
②引き出し収納にする
引き出しの利点は、上から見下ろして見渡すことが出来ること。
引き出しならば、奥深い収納棚でも、中身を簡単に確認することも苦にならずできます。
【美しく見せるコツ】
どうせ、片づけるならば、きれいに見せることで、
気持ちもいいですし、片づけよう！のテンションも上がるものです。
ですから、私は、片付けをする延長線上にきれいに見せるようにしています。
そのコツは、４つ。
●同じ色のモノをそろえる
●棚の手前をあける
棚ぎりぎりに、収納用品を置きたくなるところですが、
ぎりぎりに置くことで、余裕が感じられず、息苦しいイメージになります。
少し、余裕を持った収納用品を選ぶことで、美しく見える収納になります。
●物と物との間隔をあける
棚には、置けるだけモノを置きたいと考えがちですが、
間隔をあけることで、ボックスを引き出す際も、スムーズにできますし、
見た目も余裕を感じ、美しくも見えるのです。
●高さの高いものは両サイドに置く
真ん中部分に背の高いものがあるよりも、両サイドの高さのあるものが来た方が、収まり良く見えるので、我が家では、中央部分には、あまり高さがないものを置くようにしています。
また、数も１つずつ、ではなく、２つくらいずつ同じ高さのものをそろえておくようにしています。
少しでも、皆さんの片づけの手助けが出来たらと思っています。
役立てていただけると嬉しいです。
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