水曜日のバイトは21時に終わるのだが、その後の閉館作業で21時30分ぎりぎりになってしまう。


先週も、目の前に広島バスセンター行きのバスが通りすぎていった。。。


ほんの20mくらいだったろうか。


あっ!やっぱり来ちょる!と思い、必死に

「あーー待ってー」

わざわざ肺活量の少ない、持久力のない私が声を発してあげて猛ダッシュ!!しているというのに、

バスは無残にも

通り過ぎていってしまったのである。


運悪く、その日は雨が降っていたので、おそらく私のか細い声は雨の滴る音と、

バスのタイヤが路面に滑る音によって全てかき消されていたのだろう。



何もいない道路。

滴る滴。

遠くに見える山の暗い稜線。


立ち尽くすわたし。


どれだけ!!


切なさがわたしを襲う。


そんなわたしをバス停で西条駅行きのバスを待っていた女子学生が一人見ていた。

彼女はおそらく、わたしが叫び、残念がって呆然としている一部始終を見ていたと思われる。

今もずっとわたしを見ている。

やめて!見ないでよ!

と心の中で何度も叫んだけど、まだ見ている。


そんなに気になるなら、バスをとめてよ!!

って感じだった。


その日は結局JRの接続が悪く、帰ったのは夜中0時前だった。

次週は遅れませんことを祈るばかりである。


終わり。