
薬を飲む度に 生きようとする私がいることに 気付く。
理性では昏い気持ちではあるものの
本能ではそれを拒む光るい気持ちが
私の中に混在する。
しかし、それはまさに皮肉…
私自身が…。
生に縋る内は生の有り難みは分からない。
死を美化する内は死の真意を知る事は臨めない。
死を恐れる内は生の真意を知る事も臨めない。
つまり極少数の人間を除き
生きている内に生を知り得ることは出来ない…
死を体験してこそ 生の尊さを知る。
そして、死の尊さを知る。
私は生に縋る資格などないのかもしれない…。
文章: Nancy
写真: 美和