フローリングに床暖房。

リビングや、プライベートルームが床暖房だったら、、、
と考えるとニンマリしてしまう。

暖房のホコリ臭さや音が気になることもない。
頭だけがぼーっとしてしまうこともなく、

「頭寒足熱」。

理想的な暖房システム。これはリフォームには欠かせないアイテム。



床暖房といっても、いろいろなタイプがある。
まず大きく分けて2タイプ。熱源を何で行うか?

□電気
□ガス

次に、何を使って暖めるか?

□温水式       →ガス/電気
□潜熱式       →電気
□電気式(電熱線)  →電気

温水式は電気により、給湯し、温水管を床に張り巡らせるシステム。
電気式の電熱線のものは、熱源はやはり電気となってしまう。
つまりは、電気であれば様々なシステムが選択できるが、ガスの場合は温水型が主流となっているのだ。

タイプ別に見てみよう。

□電気の場合

1. 温水式床暖房
エコキュートの普及に伴い、温水型床暖房が普及している。
イニシャルコストは他のものより多少かかってしまうが、ランニングコストは都市ガスの2分の1程度。他の給湯機能と併用のため、1日6時間程度の使用が標準となっている。

○三菱温水床暖房システム エコヌクール
http://www.mitsubishielectric.co.jp/works/nakatsugawa/econucool/
○You 温すい((松下電工)→エコキュート使用
http://national.jp/sumai/cwf/yukadan/lineup2.html

2.蓄熱式床暖房
深夜電力を使用した蓄熱式床暖房。
北欧などは、一日中暖房機能を使うが、それらすべて蓄熱式だと言う。前述した、温水がたよりも長時間使う場合においては、蓄熱式の方が経済的だろう。
ただ、蓄熱式のためサーモセンサーシステムにより外気の管理はされているが、前夜より蓄熱を開始するため、急な外気の温度変化に対応できない場合は、日中の電力をしようすることになる。タイプとしては、RCに湿式で埋設し、躯体と合わせて蓄熱させるものや、乾式で電熱線の下に蓄熱材を敷き、蓄熱して一定温度になると放熱するものなど、構造などに合わせて選択するとよい。

○スミターマル(住化プラステック株式会社)
http://www.sumikapla.co.jp/yukadanbo/index.shtml#
○潜熱ホットフロア(松下電工)
http://national.jp/sumai/cwf/yukadan/products/chikunetsu.html

3.電気式床暖房
電気式床暖房はなんといっても施工が簡単なので、リフォームにもってこいなのである。
ただ、深夜電力を使用する蓄熱式よりはランニングコストは高い。

○Youほっと(松下電工)
http://national.jp/sumai/cwf/yukadan/products/youhot.html


□ ガス

1.温水式床暖房
エコキュートが流行し、東京ガスもエコウィルを販売。
ガスで発電し、電気代の省エネ化をはかる。発電した電力で、給湯、床暖房まで行う。
補助金制度もある。床暖房システムとしては、給湯したものを温水管を床に埋め込み、暖めるという方法で、電気と同じ。

○東京ガス
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/living/yukadan/
温水パネルにより施工も簡単。リフォーム向き。

○床ほっと(リンナイ)
http://www.rinnai.co.jp/product/kyudan/yuka/yuka.html

一昨年、新築の住宅に床暖房を設置した。
電気式で、深夜電力を使用した潜熱型。
これは、かなり最新のものだなと実感していたが、いろんなメーカーからもでており、
日々施工の簡易なパネル化されていたり、改良されている。
リフォームの場合は、既存の床に直付できるパネル化したもので、パネルの厚みの薄いものがよいだろう。

また、フローリングも気をつけなければならない。
実際施工したもので、フローリングが膨張し、反り上がり、ドアが開閉できない状態になってしまったことがある。こうなると、やり直し。竹の縦積層材で床暖房対応だったが、こういうこともある。時期が梅雨だったとかいろんな要因を検討しなければならない。
無垢材はなかなか床暖房対応のものが少ないのが現状なのだ。
その中でも含水率の低いものを使用すること。
床暖房対応となっていても、低温水床暖房となっている場合もあるので、しっかり確認した方がよい。

理想の床暖房目指して、しっかり知識を身につけよう。

なかなかむずかしい専門用語。
職人さんは略して使ったりするので、分かりにくい。
少しでも専門用語がわかると、設計者や施工業者とのやり取りもスムーズになるはず。
リフォームの用語集をまとめてみました。

[ア行]
合い見積もり(略:あいみつ):リフォームする際、数社の施工業者に見積もりを依頼し、比較する事。賢く判断。安いからといって直ぐ決定せず、施工クオリティを見極めよう!!

アース付きコンセント:コンセントのひとつ。感電防止、漏電防止のためにアースが付いているものの。アース付きコンセントが取り付けられている電気器具には、洗濯機、電子レンジ、食器洗い機、冷蔵庫、エアコン、パソコン、サーバなど。

アイランドキッチン:キッチンのレイアウトのひとつ。シンク、レンジ等の設備を壁に面して配置せず、独立して部屋の中心に配置する事で多方向から使用出来る。みんなでワイワイとお料理する時に便利。ただ、収納スペースの取りにくい。

糸面(いとめん):面取りのひとつで、柱や板等の角を、糸幅に削る事。また削った面のこと。糸面をとることで、傷みやすい角の保護をする。

芋目地:タイルや石材などをはっていくときの手法のひとつで、部材を縦横同じピッチで貼っていくため、目地が全て通る。通し目地ともいう。

馬踏み目地:タイルや石材のはっていくときの手法のひとつで、部材の縦方向の目地をずらしてはる方法。

エコキュート:家庭用自然冷媒ヒートポンプ式給湯機。夜間電力を使用するため、消費電力が削減できて、自然に優しい。そしてお財布にも優しい。床暖房や給湯も出来る。ナショナル、コロナ、三菱と最近は多くのメーカーから出ている。設置場所、水圧に要注意。

エコウィル:東京ガスからでている発電システム。ガスによる発電ユニットと給湯ユニットにより構成。照明などの電気、給湯、すべて都市ガスを熱源におこなうシステム。
ガスエンジン給湯器支援補助金が国から15万2千円/台出る。


[カ行]
珪藻土:自然素材のためヒトにやさしい、環境にやさしい。湿気を吸ったりはいたり湿度調節を行ってくれたり、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドの吸着・分解をしてくれる優れもの。

[サ行]
遮光カーテン:主に寝室で使われ、外光を遮るカーテン。遮光率は99.4%以上。3等級まであり、1級は人の顔の表情が識別できないレベル。2級は人の顔や表情がわかる程度、3級では人の表情はわかるものの。

ソーラーシステム:ソーラパネルにより太陽熱を冷暖房や給湯に利用するシステム。太陽熱を熱源とし太陽熱温水器など設備機器を使用するアクティブソーラーシステムと、m設備機器を使用せず、太陽熱を直接蓄熱させたり、循環させるパッシブソーラーシステムの2タイプがある。


[タ行]
建具:ドアや窓、ふすまなど部屋の間仕切りをする機能を持ったもの。

ドアクローザー:ドアが閉まる際、バタンと勢いよく閉まって手などを挟まないように閉まる速度を調節してくれる機能。主にドアの上部に取り付けられている。


[ナ行]
眠り目地:タイルなど部材同士を隙間なく密着させて仕上げる方法。タイルによっては、テーパーがかかっていて出来ないものもあるので、要注意。

[ハ行]
光触媒:太陽光や蛍光灯の光に反応し、安全で無害な二酸化チタンが分解されにくいさまざまな有機化学物質や臭い、細菌、カビ、油汚れなどを、分解・処理してくれる化学反応を利用した方法。二酸化チタンは光触媒として働いても自分は変化しないため、半永久的に使用できるため、内外装のコーティング材として使用されている。


[マ行]
メラミン化粧板:キッチンの収納棚の開きドアなどによく使用され、表面硬度が高く、傷がつきにくく耐久性に優れていて、耐水性・耐薬品性が高く、水や汚れをはじくため掃除がしやすく衛生的な素材。

[ヤ行]
ユニットバス:メーカーでシステムバスと呼ばれているもの。工場で床、壁、天井、浴槽、機器類のセットで一体成形された浴室。戸建て住宅では、メーカーがバリアフリーや高齢者対応、また乾燥機など機能性も盛り込んだ商品を開発し、主流になりつつある。中でも、ユニットバスはタイルが決められたり自由度が少ないため、セミオーダーの場合、浴槽と床だけを一体成形したものはハーフユニットと呼ばれるものを使用する場合もある。
昨年の冬、実家に帰るとお風呂場がシステムバスになっていた。
何かお家をリフォームする時は、相談するという話だったのだが、何を相談してよいのかわからなかったらしい。
我が家は、転勤族で社宅などを転々としてきたので、現状回復を絶対条件としているので、特にお家をリフォームする経験はないのだ。

既存のバスルームは、外部と廊下に挟まれていて、廊下に採光がないため、お風呂場に昔ながらの竹の柄入りの磨りガラスのはめ殺しの大開口を設けている。細かいタイル張り。
祖父お気に入りのバスルームだったが、築25年以上経っており、タイルの目地にひびが入り、水が漏れている状態で、どこからかヒヤッとし空気が入り寒く、だいぶ古びてきていた。

父の要望は、
1.機能性を重視するため、システムバス採用。
2.リラックスするためのミスト付きを希望。
3.祖父のデザインと同じく、廊下側に開口を設けること。

父の友人がシステムバスなどの設備機器の卸をしていて、かなり格安で購入出来るということで、設計施工が進んで行った。

さて、ここで問題。
まず、室内側に開口を設けるようなシステムバスがあるかってこと。
私が無知なのか?聞いた事がない。
祖父の意思を受け継いだ父の思いはわかるけど、一般的に室内に開口を設けるのは、滅多にないものだから、システムユニットとして製作されていないのだ。
そこで、施工業者?が考えた策は、外部用開口のサッシを利用。
ふむふむ。
そこまでは、良い発想。
ただ、納まりまできちんと考えてはくれなかったようで、悲劇は起きた。

廊下側にお風呂場の水漏れ。
シーリングで穴をふさいでなんとか危機脱出。
って、、、、
シーリングが切れたら、また水漏れしちゃうよ。

不安なので、施工図について聞いてみた。

娘「施工図見せて」
父「施工図?なんだそれ?」

施工図はもらってない様子。

娘「最終的にどういう打合せをしたの?」
父「既存と同じように、廊下に窓、外に面しても窓つけてくれって。後は、機能的になればいい。」
娘「で、終わり?」
父「要望は伝えた」
娘「窓の位置とか、詳細の打合せは?」
父「そんなの知らん。」

こわい。。。
施工図がなかったら、イメージ図とかプレゼン資料があるはずなのに。
それもないのか。。。
リフォーム未経験だと、こんなやりとりなのか、業者が不親切なのか。
父の知人が関わってるということで、父は全てを任せてしまったのだろう。
それにしても、多少の説明というものはないのか?

例えば、廊下側に使うサッシは外部用の機構になってるとか。
一般的に内部に使わないものとか。
説明責任というものがあるはずだ。

そして、89歳の祖母も一緒に住んでいるというのに、ユニバーサルデザインではないのだ。
今は、システムバスも入り口段差が3mm以下、が当たり前なのに、随分段差があるものが入っている。
父に尋ねると、
「そんなものあるのか~知らなかったよ。早く言ってくれ。」

うーん。
そんなことがあるだろうと思って相談してって言っておいたのに。
後悔先にたたず。

設計者?がいたのか業者のみだったのかわからないけど、もう少しお客を見て提案をしてくれればよいのに。
まったく親身になってくれてない。
設計とは、お客様のご要望にそったものを提案し、さらに+αの喜びを加えてあげる事ではないだろうか?
サービス業なのです。

今回の件は、一切ノータッチで後の祭りだったけど、とても勉強になりました。
きちんとした設計者がいないと意匠、納まりの考えられない無惨なものが出来てしまうということ。
業者選び、製品選び、全てお任せリフォームは、相当の信頼関係がないと難しい。
せっかくお金をかけるなら、相見積もりでもして慎重に選ばないとですね。