ブログを書く前に・・・

先日19日に、親しくさせて頂いているワン友さんの

愛犬「ひな」ちゃんが亡くなりました。

20日に荼毘にふされ空の住人となりました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

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その一週間前に私の最後の叔母が他界し

故郷の京都へ葬儀に行っておりました。

 

叔母は子供が居なかったので

近所に住むイトコが喪主を勤めてくれ

ごく内輪での葬儀を執り行いました。

 

私は一番遠くに住んでいる甥で

小さい頃からとても可愛がってもらっていたので

何はともあれ駆けつけた次第ですが、

他にもいる甥姪たちは、もうすでに高齢のためか

欠席して・・・おいおい、本気かよ!と。

甥姪はみんな叔母に等しく可愛がってもらっており、

喪主のイトコと唖然としていました。

 

それはさておき。

叔母は浄土真宗だったので

その法名(戒名)を頂いたのですが、

白木の位牌に「釋●●」に書かれており

(浄土真宗は本位牌はなく、過去帳のみ)

葬儀が済むまでは漠然と見ていたのですが

帰京してから違和感が・・・。

 

浄土真宗の法名(戒名)は

男性は「釋●●」

女性は「釋尼●●」

だと了解していたのですが

叔母の法名は「釋●●」

 

イトコに(お寺に)問い合わせてもらった回答が

 

今は「婦人」と呼ばなくなったように、「尼」を嫌がる傾向で

男女共「釈」のみにしています。

希望があれば「釋尼」で授与もしてます・・・との事。

※「婦人」と呼ばなくなっていることも知りませんでしたが、

 事前に希望も聞かれなかった。

 

法名(戒名)もジェンダーレスなのかと、ちょっとビックリしました。

まあ確かに男女を区別する必要は無いかも知れませんが、

昭和を生き抜いてきた私には多少の違和感とともに、

後世の人に分かりにくくないのかな~?と要らぬ心配が。

墓誌の前半は「釋」と「釋尼」が、後半から「釋」ばかりが並ぶ。

 

我が家の宗教では男性は「●●居士(信士)」、

女性は「●●大姉(信女)」なんだけど

この場合どうなるんだろうか?と要らぬ疑問が。

 

浄土真宗は元々(親鸞上人でも)法名は

「釋親鸞」で、釋・釋尼の後ろは二文字のみなんです。

(寄進の多い方には院号もつけるらしいのですが)

だから「釋」に統一してもあまり問題はありませんが、

我が家の場合は「居士(信士)」に統一するんでしょうか?

歴史的な伝統は、崩壊してしまうんですかね?

逆に、男女を区別して、何が問題なんでしょう???


このブログを読んでくださっている方の中で

今どきの法名(戒名)事情を御存じの方がいらっしゃれば

ご教授願いたく。お願い致します。

 

↑写真は何も関係ありませんが、京都の風景です。