私はフォーク・ソングの世代で、よく仲間で言う話ですが、我々の世代は弾ける弾けないにかかわらず、みんなギターを持ってたな~!って。もしくは一家に最低一台は誰かがギターを持ってました。

また女子の間では「白いギター」が人気だったと思います。これは同名のチェリッシュの楽曲が原因していると思います。

 

先日Facebookの同世代の間で「竹田の子守歌」がちょっと話題になりました。

もちろんフォーク・グループの「赤い鳥」の歌った曲です。

京都伏見の竹田地区で「赤い鳥」の後藤さんが採取して編曲したと聞いています。

同和問題があり、放送禁止になったようですが、レコードでは発売され、フォーク・ソング・ファンの間では人気のあった歌です。

 

そのFacebookの話題の時に聞いたのですが、その「竹田の子守歌」が好きだった人たちが大人になって子供が出来た時に、ほとんどの人が子供にこの「竹田の子守歌」を歌った経験があるようです。私もそうでしたが、あらたまって他に子守歌を知らなかったと言うのも原因の一つですが。

「守りも嫌がる♪盆から先にゃ~♪・・・」で始まる奉公先で子守をさせられている子供達の物悲しい歌ですね。

 

「五木の子守歌」とか「島原の子守歌」とかありますが、まともに歌詞を知りません。

 

ところがそのFacebookの中に母娘で参加している人がいて(私の知人ですが)、その娘の方が「小さい頃、お母さんが歌ってたのを憶えてるけど、暗い歌で嫌いだった。」との発言がありました。

なるほど・・・子供を寝かしつけるには暗い歌で、子供は好きじゃないだろうと、今頃になって気づきました。

よくよく考えたら「子守歌」と言うタイトルですが、歌詞の内容は「子守り役の怨み歌」です。子供を寝かしつける歌じゃないですね。(笑)

 

たまたま今日YouTubeで、hiroさんと言う方の原曲と赤い鳥ヴァージョンを並べて歌っている「竹田の子守歌」のを見つけたので、リンクしてみます。原曲はちょっと調子が違ったんですね。

 

 

こちらはオリジナルの山本(新居)潤子さんの歌声です。

 

 

やっぱり綺麗な歌声で、うっとりしてしまいました。