シルバー・ウィークと呼ばれる連休は、どーこにも行きませんでした。
前半ちょっと体調も悪く、墓参りも妹に任せきりでした。

で、後半に家で、半日ずつ3日ほど費やして、サークル仲間のちーちゃんに倣って、すこし造形作業をしてみました。

「陶芸の粘土が余ってるけど、何か作ってみる?」と言う誘いに乗って
生れて初めての粘土細工(いや数十年ぶりかな?)をやってみました。

まだ未完成ですが・・・
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地蔵様を作ってみました。
この夏、親戚に不幸があったのと、
幾らなんでも仏像は難しそうなので地蔵様
・・・と言う甘い考えで挑戦したのですが、甘かったぁ~!

直方体に切った粘土を見つめて小一時間
インターネットからコピーした地蔵様の写真を見つめ
どこから手をつけようと・・・

大雑把なカットに一日(半日)、
お顔に一日(半日)、
身体に一日(半日)かかり、
こんな感じになりました。

実は参考にした写真の地蔵さまは、
愛らしい童のような地蔵さんだったのですが、
見ながら作ったのに、出来栄えは爺さまになってます。
恥ずかしくてオリジナルの愛らしい地蔵様は載せられませんが
(全然違うじゃんと言われる声が聞こえそう)
これだけ見れば、まあこんなのなのかな~と(思えます?)。

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実は今回の作業の難関だったのは
老眼が進んでいて、メガネを掛けても細部が見えず
写真を撮って拡大してみたら、凸凹だらけと穴だらけ。
唇がまったく見えなかったのですが(陽射しも悪かった)
拡大してみたら、ボコボコのたらこ唇でげっそり。

最初だからこれくらいでイイやと思ったのですが、
次の休みにもう少し手直しすることにしました。

そうして、乾燥させたらペーパー掛けて滑らかにして
窯で焼いてもらいます。
割れなければ良いけれど・・・

素焼き風にしたいので、上薬はかけない事にしました。
初造形~初窯入れ、で大丈夫かな?

でも、世の木の仏像やダビンチの石像の凄さが改めて分りました。
粘土なら削り損ねたら、また粘土を足したりできますが、
木を切り出したり、石を削る作業は後戻りできません。
私なんか顔を削ったあとで、まぶたを少し厚くしたり、
ほっぺを膨らませたり削ったり、それでも爺さん顔になってしまい、
本当は首飾りもあるんですが~、省略。
それに袈裟も掛けてたんですが~、それも省略。
袖ももっと折り返しがあったんですが~、またまた省略。
写真は正面だけしか無かったので、後ろ姿は適当に・・・
正装になってなくても突っ込まないでくださいね。

本当は地蔵様って、右手と左手を別々に上げて
何か印を結ぶようなポーズが正式らしいのですが、
たまたまサンプルで見つけた童地蔵さんが、
両手に水晶玉を持ったような対称なポーズだったので
何体か検討した末に、これにしました。

もう一度作りたいような、二度と作りたくないような。(笑)