Google Earth Proと筆ポリゴンで農地管理に挑戦
1. はじめに
農業の課題は多岐にわたりますが、近年、農業は大規模化しており、その結果、農地の数が増え、管理作業も増えました。農業現場では、日々の作業に追われながら、ますます多くの農地を管理しなければならなくなっています。
このような状況下で、効果的な農地管理を実現するためには、革新的なアプローチが求められます。本記事では、従来の課題に焦点を当て、新たな解決策としてGoogle Earthが提供する情報と農地情報の活用法を検討します。
初めての挑戦なので、基本的に失敗が多いと思いますので、あらかじめご了承ください。
2. Google Earth Proと筆ポリゴンの取得
まずは、Google Earth Proの導入です。google chromeなどのブラウザで「Google Earth Pro ダウンロード」などと検索して下さい。2024年2月現在、無料でダウンロードできます。
Google Earth (Proではない)は、ブラウザ上で動くのでダウンロードは必要ありませんが、Proはダウンロードして使用します。
農地情報(筆ポリゴン)の取得
続いて、農地情報を取得します。農林水産省では、農地情報を筆ポリゴンという名前で公開しています。
2021年を境にデータの形式が変わっているようです。2021年7月以前までは、shapeファイルで提供されていたのが、2022年度以降はGeoJSONファイルで提供されています。
今回は、農地の情報が欲しい地域のshapeファイルをダウンロードします。
3. Google Earth Proで筆ポリゴンを開く
農地のデータがダウロードできたら、いよいよGoogle Earth Pro上の地図に農地を表示させます。
Google Earth Proの「ファイル」から「インポート」をクリックして、先ほどダウンロードした農地のshapeファイルを開きます。
データが重いのか、結構時間がかかりました(10分ぐらい)。
元のGoogle Earth Proの写真
上の写真に農地の情報を表示させると!!
なんとか、農地の情報を反映させることができました。
今回はここまでにしておきましょう!
今のままでは、すべての農地が表示されているだけなので、次は、自分の圃場だけを色分けして表示させることに挑戦します。