自分の失敗を子供にさせない子育て | としのさこん×ばるせろな

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国際結婚&海外育児に奮闘!

 

いや、生きる上で失敗はした方がしないよりいいですがね。

 

 

ここでは、自分が受けた教育(家の中で)をいかに

 

自分の子供に適用しないように頭をこねくり回している話をしたいです。

 

 

 

私は自分に自信がありません。(率直)

 

 

なぜなら一度も父親に褒められたことがありませんし

 

 

母親には「んまーあんたのおでこはレオナルドデカプリオ似だね〜」と言われて

 

 

おでこにしか自信ありません。

 

 

 

 

父親は退職し66歳を迎えた今でも

 

 

 

孫にすら褒めることはしません。

 

 

というか認める気すらありません。

 

 

 

褒めないことが正しいと思ってます。

 

 

 

私を含めた日本人はきっと、現代的な子育てについて

 

 

「いや、何を言っておりますか、慎ましく生きる日本の美学を伝えなきゃならんのですよ」

って思うと思います。

 

 

 

日本人にもいっぱいいいところはあるよって言いたいんだと思います。

 

 

私もそう思いますが、実際、その美学を持ち得た(要するに大人しく、謙虚な)日本の心で

 

 

海外で生きていますが、

 

 

 

まーーやりづらっ!wwwwwww

 

 

話すことすら、怖い。

 

 

7年もこっちにいて、知り合いやご近所には流暢に外国語話せても

 

 

 

いざ試験官や市役所や歳上、つまり目上の人にフォーマルに話す場では

 

 

 

億劫になってしまうのです。

 

 

 

これ、日本ですよね笑

 

 

 

歳上や目上には行儀よく話なさいの縦社会。

 

 

 

 

億劫になる、臆病になることがどれだけ人生で無駄な時間を増やすのか

 

 

 

 

私の父親は微塵も疑問視しなかったと思いますが

 

 

 

私の娘には、我々は日本の心だけではやっていけないと確信を持って言えます。

 

 

 

いやむしろ

 

 

 

これから将来海外とやっていかないといけない身で、

 

 

 

日本の謙虚に慎ましくな心ではやっていけません。

 

 

 

今日もスペイン語の試験の練習、

 

 

緊張して吃りまくって嫌になりました。

 

 

 

 

出ていかないといけない。

 

 

 

恥ずかしい、自信がないから、喋らない・・・

 

 

 

 

そんなシャイボーイじゃやっていけないんだよっっっっ!!!

 

 

 

 

 

私の父親は、私がコンクールでピアノを弾いても、見にもこないし

 

 

バレーで補欠であって、それを理由にいつも非難して母親と喧嘩して

 

 

高得点取らないとお小遣いあげないよ制度を作っておいて、

 

 

高得点取っても褒めやしないいい加減さ。

 

 

 

 

 

正直、そんな教育受けた身からしたら

 

 

 

どっから自信拾って来ればいいんだよ笑

 

 

海外一人で自信なしでどうやって戦っていけばいいんだよ笑

 

 

 

 

他人行儀な父親からは、世の中は全て

 

 

彼から教わったことの逆なんだ、ってことを

 

 

 

26歳になって改めて確信しました。

 

 

 

 

 

認められたい欲を持たせることはいいこと?

 

 

 

競争心は微塵に持たせるならいいかもしれないけれど

 

 

 

もし子供が幸せになって欲しいなら、認められない悲しさを植え付けてはいけない。

 

 

 

その子供は一生、認められないことを背負うことになる。

 

 

 

生きてるだけでいいじゃん、失敗したってどうもしないよ、よく頑張っているよって

 

 

 

言って欲しかった。

 

 

 

 

その言葉がもっと広まっていたら、

 

 

 

 

日本は若者の自殺する国No1にならないと思う。

 

 

 

 

 

いつも考えさせられる。

 

 

 

 

なぜ日本では就活がうまくいかないのが理由で自殺してしまったり、

 

 

引きこもってしまったりする人がいっぱいいて、

 

 

 

その反対に、スペインには48歳の男性でもニートで未婚で母親と同居してて

 

 

めっちゃハッピーにバーで友達と飲み明かしている人がいるんだろうって。