アメジストのその美しい紫色は高貴で官能的な色として古くから尊ばれてきました。アメジストの名前の由来は、ギリシャ神話から名づけられたと言われています。

アメシストという名の少女が、いたずら好きで酒と豊穣の神・バッカスの家来のバッケー(ワインを作る才に長けている豹の姿をした猛獣)たちにいたずらでおそわれそうになった時、月の女神・ディアナがアメジストを水晶に変身させたのです。

その水晶のあまりの美しさにバッカスは、自分の犯した罪の重さに後悔し、 「未来永劫、私のぶどうの実りはアメシストへのざんげ懺悔になろう。」 と透明な水晶にワインをかけました。
 
すると、アメジストは透明な水晶から、この世で最も美しい紫色の宝石・アメジストになり、それがバッカスの生きるエネルギー・そして象徴になったといわれています。
ここから、アメジストは愛の守護神、そして酒に酔わない力がある宝石だと信じられていたのです。
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