矛盾~盾ト矛トヲヒサグ者~ | 元派遣技術者の説明書 現在自営業

矛盾~盾ト矛トヲヒサグ者~

楚人有鬻盾與矛者 譽之曰 吾盾之堅 莫能陷也 又譽其矛曰 吾矛之利 於物無不陷也 或曰 以子之矛 陷子之盾 何如 其人弗能應也 - 『韓非子』難編(一)

楚人に盾と矛とを鬻(ひさ)ぐ者有り。之(これ)を誉めて(ほめて)曰く「吾が盾の堅きこと、能く(よく)陥す(とほす)もの莫し(なし)」と。また、その矛をほめていはく、「わが矛の利なること、物において陥(とほ)さざることなきなり。」と。あるひといはく、「子の矛を以て、子の盾を陥(とほ)さばいかん。」と。その人応ふること能はざりき。
(wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%9B%E7%9B%BE

これは、矛盾と言う漢文です。


この漢文を簡単に要約すると、




盾と矛を売る商人が、自分が売っている盾の頑丈さをほめて

「この盾は最強に頑丈で、この盾を貫くものはない」といい


またその商人が、自分が売っている矛の鋭さをほめて

「この矛は最強に鋭くて、貫けないものはない」といい


それを聞いていた”ある人”が

「じゃあその何でも貫ける矛で、何でも貫けない盾を貫こうとしたらどうなるの??」

と質問し


この商人は閉口した



といったような


話ですよね



まあ


この漢文は知らなくても


矛盾という言葉は誰でも知っていると思います。。。



さて


話は



変わりますが。。。。。。



私が小学校低学年のとき



上級生のあいだで



あることが



流行していた。。。





その”あること”というのは。。




カンチョー




である。




油断している人の


肛門に


己の


両手の二本指を重ね合わせ



ここぞとばかりに



つきさすのだ



そして



カンチョーをされた人間は


たいてい



泣く




カンチョーをした人間は


それを見て



笑う




良し悪しは別にして



そういう遊びが



流行していたのだ




そういう類の遊びの中でも



やはり


神的な存在はいる



ちなみにカンチョーの神と称される人間が二人いた


Rくんと、Tくんである。。。。



ちなみにこの二人がどうして


神と呼ばれていたのかというと


Tくんは生まれつき人より指の関節が一つ多く

指が異様に長いのである

Tくんのカンチョーをくらえばひとたまりもなく

柔道部のつようそうなやつですら泣いた。。。。



そして、Rくんは、Tくんとは逆に

最強のケツの持ち主であった。。。。。。。

Rくんにカンチョーをしてもぴくりとも

反応しないのである。。。。




この二人は僕たちの地区では非常に有名だった



そしてあるとき僕の同級生がこういった



「TくんがRくんにカンチョーしたらどうなるん??」



当然の好奇心だった。。。


この同級生は


冒頭の漢文に登場した”ある人”同様


いい仕事をしている


矛盾の漢文に登場してくる”ある人”が自分のなかにある当然の


好奇心からくる質問をしなければ


このよに”矛盾(paradox)”という言葉はあるいは存在しなかったかもしれない


そう


彼らに共通していることは


彼らはいい仕事をしてくれたのだ



彼の好奇心が地区の子供たちを


集めるまでにそれほどの時間は必要ではなかった


そう


みんな思っていたのだ


”TくんがRくんにカンチョーしたらどうなるのだろう”





そして




それから




一週間くらい後だっただろうか




記憶は定かではないが



集会所に地区の子供たちがあつまり



TくんとRくんを囲んだ





そしてついに



運命のときがきた






少し肌寒い



秋の終わりが近づいていた




ごくり。。。。




緊張の一瞬だ



Rくんが



お尻を突き出しt




Tくんは



しゃがんで



両手を合わせ



中指と人差し指以外のすべての指を


折りたたんだ



「じゃあ行くで」




Tくんは




おのれのゆびを



手加減することなく



Rくんの




肛門めがけて発射した!!!!!





指が肛門に突き刺さった





しかし




ふたりとも




何もいわない。。。。。




あっけないというか




想像していたよりもなにも



起こらなかった




そのときは



最強のケツをもつRくんの




勝ちだと



その場にいた全員がそう思ったに違いない




しかし



不思議と



どちらの勝ちという話にはならなかった





しかし





翌日




本当の




結末というものが



わかった気がした




Tくんが指に包帯を巻いてきたのだ



カンチョーで指のほねに


ひびが入ったのだという





一方、Rくんはというと。。。



原因不明の



欠席だった






この瞬間





Tくんの勝ちが





確定した




しかしこの



決戦の収穫は


”ある人”が発した



純粋な好奇心からきた



どちらが強いのか



ということを


単にみんなに



実証されただけではなく




その場にいた



全員に



カンチョーの



おそろしさを


知らしめることができ




カンチョーという



無秩序な遊びは



一時



沈静化した







かに思われたのだが。。。。。



つづきは



また今度