▼神戸にやってきた。ここで東南アジアからの留学生に会う。アジアの国々に住む学生支援のボランティア活動を始めてはや15年。

 

 

▼母国で日本語を学ぶ学生たち。彼らの国では、なかなか日本語を使う機会がない。日本のメンバーとのメール交流を通じて、日本語や日本文化を学ぶ機会を提供し、多文化共生の実践を掲げて発足したNPOに参加してきた。

 

 

▼彼らの国を訪問しての授業参観、彼らの日本語実践の機会の意味も込め、現地で観光案内をしてもらったり、家庭訪問でご家族との交流もしてきた。

 

 

▼初めはもっぱらこちらから出かけていたが、近年は、日本に留学して来る頑張り屋の学生が増えた。今回神戸で会ったのは、昨年大学3年に編入した1人。

 

 

▼私は初め、1年間の留学の後は帰国して母国で卒業すると思っていた。しかし話していると、なんと、日本で卒論を書いて、こちらで学位を取って卒業するという。その心意気は本当にあっぱれ! 🙌

 

 

▼来日後のアルバイトは医療通訳。事務所に詰め、医者と上手にコミュニケーション取れない利用者に代わって、ビデオで医者や医療事務に利用者の意思伝達をサポートするとのこと。

 

 

▼人の役に立つ仕事には、いろいろある。大学生の頃から、言葉や文化の壁を越えた体験をしている。将来の活躍が楽しみだ。心は熱く、でも見た目はまったく力まず、さらっとやっているところが、なんとも良いな。

 

 

▼あくまで自然体、そして笑顔☺️