どれだけズレた感覚を持っているんだ。
大阪維新の会に所属する松井一郎大阪府知事のツイートだ。
先日の杉田議員のセクシャルマイノリティーへの差別的発言★セクシャルマイノリティーへの差別的発言に対し言及した内容がこれだ。
👇
“オカマもゲイも納税者だから生産はしてるでしょ”
ウーーン…
それなりに突っ込みたい事はあるけれど…
なにより
『オカマ』と言う表現はいかがなものか…。
またまた、僕の勝手な持論(独り言)だが…
『オカマ(オナベ含)』という言葉を自由に表現出来るのは『オカマ(オナベ)というカテゴリー』をウリにして、お商売などをされている方たちが自分達の事を表現する時。
そしてそのお商売に、お金を落としていかれるお客様方。
もうひとつ。
自分の何かしらを犠牲にしてでも守っていく覚悟がある友人。
(もちろん、これも全てが許されるわけではない)
しかし
『知事』という立場の人が、不特定多数の人が目にするツイッターで『オカマ』という表現をして誰を守れるんだ。
考えてみてほしい。
道を歩いている時
知らない人に、すれ違いざまに
《オカマ》と言わないだろう。
たとえそれが事実だと疑わなくても。
すれ違いざまに
《ハゲてる》
とか
《チビ》
とも言わないだろう。
同じように、それが事実とか事実ではないとかを抜きにして
間違いなく《不愉快な言葉》だとみんな心のどこかでは知っている。
すれ違いざまに
《今の人、かっこよかったね!》
と 聞こえてくるのとは次元が違う。
(そんな声聞こえてきた事ないけどw)
僕はこの問題をあまりシリアスな話題にするとlgbt全体が面倒な奴と誤解を与えかねないと思い、よほどのことでないと声に出さない。
僕1人の発言が《LGBT🏳️🌈》の、もしくは《トランスジェンダー》の全ての意見の様に取られる事が怖いからだ。
しかし。
先日から何度かブログで言うように
性別に違和感をもつ子供達が傷つき、悩み、夢を持てなくなる事は許せない。
子供達は純粋であるが故に残酷な生き物だ。
《オカマ‼︎》と言われ傷つきながら大人になった人も少なくない。
それでも
笑わないと、居場所がなくなるから。
友達が出来ないと思ってしまうから。
だから、仕方なく笑ってる人間がいるという事も知っていて欲しい。
影響力ある大人が、当たり前に使う言葉じゃないんだよ。
子供がマネすんだよ。
誰にも言わなかったけれど
41歳の僕でも先日嫌な思いをした。
『やりたい夢がある。』
の僕の言葉に
返ってきた言葉は
『所詮はオナベやで』
は?
思いっきり振りかぶってグゥ👊で
どついてやろうかと思ったけれど
聞こえないフリをした。
暴力で解決できるものは何もない。
しかし
言葉は暴力以上に痛みを伴う。
小さな発言つもり
冗談のつもり
は
意外と誰かを傷つけている。
僕も言葉の選択を大切に過ごしていきたい。