傷物語 熱血編を見てきた
原作は読んでないので、単純に映像作品として見た感想をメモ程度に、ネタバレ無しで書いてみる
結論から言うと、見に行って良かったと十分に思えるものでした
前回の鉄血編が地上波のドラゴンボール並に間延びさせてばかりでちょっと焦れったかったので、今回は見に行くべきか迷ってたけど、かなり良かったです
前回で不満に思ってた部分が、大方解消されていました
まず、当たり前っちゃ当たり前だけど、劇場版なので作画が凄く良い(そこは鉄血編も同じ)
あと、3人のヴァンパイアハンターとの戦闘回なので、動く動く
やっぱアニメである以上、アニメーションで魅せて欲しいので、今回はその点も盛り上がった
化物語シリーズの魅力の一つである、テンポの良い会話とシリアスな場面でも唐突にぶっこんで来るおふざけも復活してて、その点も良かった
特に、阿良々木さんの変態紳士っぷり
あぁそうだよ、これぞ阿良々木さんだ!って感じ
ストーリーの点に触れると、3人のヴァンパイアハンターって設定が厨二心をくすぐってくれる
しかもその構成が、
・吸血鬼
・吸血鬼ハーフ
・純人間
の個性派揃いなのも、更にくすぐってくる
吸血鬼化した阿良々木さんがまだ自分の力に自覚が無く、戦いの中で徐々に自覚し、使いこなしていく流れも熱い
アメコミによくある、スーパーヒーローとして覚醒していく流れに近い熱さと高揚がある(スパイダーマンとか)
思えば、ある日異能に目覚めて、戦いに巻き込まれる男子高校生ってのも、厨二患者が誰もが通る王道妄想だ
ちなみに、さっきから厨二と連呼してるけど、揶揄のつもりは無いです
あれは黒歴史を製造するけど、無くしてはいけないとても大事な感性だと考えます
映画三部作のうち、真ん中は戦闘回がセオリーと聞いたことがあるけど、それに合致してる
例えば、スターウォーズ エピソード1,2,3のうち、2ではジェダイ大集合&ヨーダの初戦闘シーンと、戦闘でかなり盛り上がったし
3部目は、当然物語のクライマックスが来る
傷物語のそれはいったいどうなることでしょう、非常に楽しみです