◆ホーチミン市場


8月10日、ホーチミン市場は2.34%下落して、461.67ポイントで引けました。

ここ数ヶ月は500ポイントくらいでうろちょろしてましたが、直近安値を下回ると一気に下げ幅を広げました。

そして、今年1月と5月の安値で心理的な節目にあった480ポイントを割ると売りが加速し460ポイント台まで落ちてきました。

チャートでは昨年末の安値440ポイントあたりが視野に入ります。(チャート水色・上)

その下は、昨年9月あたりの420ポイントでしょうか。(チャート水色・下)


ロンロンのアジア投資チャレンジ日記-HNX指数20100810

VN指数で、昨年9月頃の安値420ポイント、昨年末の安値440ポイントを結んだサポートラインを引くと、
昨日今日でちょうどそのラインを割れています。


売りの主体は誰なんでしょうか。国内の個人投資家?それとも、解約が近いといわれるファンド?

ただ、経済全体は良く、企業業績も好調。

200日線を乖離してきているし、何か買ってみたい局面です。


◆HAG決算発表

昨日2Qと上期の業績を発表しました。

2010年2Q  税引前利益   7040億ドン(前年同期比71%右上矢印) 円換算では、31億円ぐらい
2010年上期 税引前利益 1兆4010億ドン(前年同期比82%右上矢印) 円換算では、63億円くらい


ちなみに、GLA(グローバルリンクアドバイザーズ2010年3月のセミナー)の予想では、通期の純利益が1兆8410億ドンでした。(税引前か後かはわかりませんが・・・)(保守的とか言ってたっけな・・?忘れました)

また、会社計画では通期2兆6810億ドンを3兆ドンに増加させる計画の変更について株主に意見聴取を行っているとのこと。


なんで意見を聞くのかはわかりませんが、上昇修正するってことは好調なんだろうし、まだまだ無償増資が期待できそうです。

ただし、株価は下げてます。

昨日は1.9%安の77500ドンで引けました。

今日は1.29%安の76500ドンでした。

ただし、長いしたヒゲが出て、安いところでは買いが強かったみたい。出来高もいつもよりは多めでした。


昨年の12月安値57000ドンから3月の高値91000ドンの上昇幅で見ると、ちょうど半値押しが74000ドン。

74000ドンは5月の下げ止まったポイントでもあります。75000ドンは値ごろ感があるという見方が大勢のようですね。

HAGは、ラオスやカンボジアでもビジネスを展開させているところが興味深い銘柄です。


◆6日のNY市場


雇用統計は弱い内容だったので、米ドルが売られました。

ドル/円では84円台に迫る勢い。一時1ドル85円02銭をつけて、1995年7月以来、約15年ぶりの円高水準。


一方NYダウのほう以外に強い動き。

一時160ドル安の場面もありましたが、買い戻され終値は21ドル安の10,653ドルで引けました。


雇用統計に対する声

・ネガティブな内容だが、二番底を指摘するものではない。

・悪化しているわけではないが、良化に勢いがない

・米経済の成長トレンドを変えるには、大きな政策が必要。

・FRBは雇用統計の数字だけで追加の対策を打つことはないだろう。

・いや、できることは限られているが動かざる得ない。

などなど。


数字は悪く、見通しは明るくないが、景気そのものは悪化しているわけではないので今後の政策に期待ってことでしょうか。


◇雇用統計 数字のおさらい◇

7月の雇用統計結果

非農業部門就業者数 ▲13万1000人

<内訳>

民間部門 +7万1000人

 製造業 +3万6000人

 建設業 -▲1万1000人

 サービス +3万8000人

政府部門 ▲20万2000人


※民間部門の増減数+政府部門の増減数=雇用統計の数字

※民間部門の数字=製造業+建設+サービス部門


◆チャート


チャートが崩れると思っていましたが、NYダウは支持線にきっちりサポートされる形で戻りました。


200日線は上向き。

75日線は徐々に横ばいに向いてくるでしょうから、200日線をサポートに下値は限定的な動きが続きそうです。


オシレータも軽くチェック。

ストキャスは75%を超えて推移していますが、過去の上昇局面ではずっと張り付いていたので買われすぎでももないようです。

安いところではストキャスとうまく合っています。もし売られる局面があれば参考にできるかな。


一目均衡でも雲を↑に抜けてきているんですね。雲の上限は10400~10500ドルあたり。


200日線、雲上限、ダブルボトムのネックラインにあたる10400~10500ドルが強いサポートラインになるかな、と見てます。


ロンロンのアジア投資チャレンジ日記-NYダウ日足20100806



◆VIX指数


雇用統計を受けても大きな動きはありませんでした。

市場は冷静に受け止めているんでしょうか。


ロンロンのアジア投資チャレンジ日記-VIX20100806


雇用統計が発表されました。


非農業部門雇用者数は 131000人減少 (予想98000人減少。ロイターでは65000人の減少とも)

失業率 9.5% (予想9.6%)

民間部門の非農業部門雇用者数 71000人増加 (予想115000)

※ロイターとフィスコでコンセンサスが異なる?ちょっと調べてみます。僕の勘違いかしらん。


事前予想より弱い数字が出てきました。

→弱い動きでドル/円ではドルが売られています。


来週はFOMCを控えていますが、弱いマクロの指標が続く中、マーケットは追加の緩和策のおねだりに入っているという向きもあるようです。

今日は為替、株式ともに弱い中、FOMCを意識した動きになりそうです。


雇用の弱さ以上に、FOMCの結果の方が市場にもたらすインパクトは大きそうです。




□メモ□ 米雇用統計が注目される理由: (by WBS)


 ・米企業は業績が悪化するとドバッと従業員を解雇してコストを減らす動きに出て、

 逆に業績が良くなると雇用を増やしてより業績を伸ばそうとする。

 ということで、企業の業績と連動していることから注目されている。

 

 4-6の決算が好業績でもそれが足元の雇用増につながっていかないと、企業は先行きに慎重であり、

 雇用が増えないので消費マインドもあがらず、経済全体の重しとなっていく。





4日のNY市場は、注目の雇用統計を週末に迎える中、事前に発表されたADP雇用レポートの内容が好感されました。

予想の3万人増加に対して、民間部門雇用者数は4.2万人の増加と予想を上回りました。

雇用者数の増加は消費にプラスなので好感されますが、市場ではあくまで揺るやな増加でであり、急激に増えるものでもなく、また継続されるかどうかがポイントなので、以前先行きは不透明と考える向きが多いようです。


企業業績が堅調な中、企業が採用意欲を増して雇用者数の増加につながっていくかを見守っていく必要があります。

相場は懐疑の中で育っていくので、順調に行くことを期待したいものですが・・。


といった中で、さきほど新規失業保険申請件数(8月第1週)が発表されました。

市場予想45万5000件に対して、47万9000人と、予想に対して少し高めの数字が出てきました。

4月10日までの週(48万件)以来の高水準だけあって、マーケットへのインパクトは大きそうです。

ADP雇用レポートで期待が高まっていただけに。。


フィスコのレポートによると、

雇用統計の市場コンセンサスは

 非農業部門雇用者数 98000人の減少 (6月は125000人の減少)

 民間部門の非農業部門雇用者数 115000人の増加 (6月は83000人の増加)

です。


明日の夜はタイムリーに見守ってみたいと思います。



3337 サークルKのセクボリフォローです。


7/27 に勢いでエントリーしてみました。

少しは上がったんですが、出来高少ないってやつですね。

金曜日にはなぜか急落。なぜ?

逆指値をしてなかったので、+1σどころか、25日線まで抜けちゃいました。


+1σ割れということで、本日朝に前日終値で指して(1158)たところ、寄り付き1,164円で売れました。


結果: ▲2400円です。


ロンロンのアジア投資チャレンジ日記-セクボリテスト1 3337


●振り返り

くびれは・・・くびれていると思います。

セクボリは、株を買った直後=+2σを抜けた直後が一番気を使うところなのですが、ちゃんと逆指値を使わなくてはダメですね。

今回は、スクって3銘柄くらいしか見てなかったので、ちゃんと銘柄探しをしないといけません。


以下を肝に銘じて次へ進みます。


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 1. 逆指値を使ってリスクを限定する


 2. たくさんのチャートの中から、よいと思うものにエントリーする


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チャート的には、短期トレンドラインを下に少しですが、抜けました。

直近安値を割れていないし、PBR1倍割れでもあり、ここからさらに下に行くことは考えにくい。

1150円を下値に、1200円との小さなBOX圏か、再度トレンドラインに乗っかるか、そんな感じでしょうか。